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J-GLOBAL ID：201202236383421340   整理番号：12A1162171

NO_x排出へのオゾンの帰属: 気候緩和対策についての意味合い

Attributing ozone to NO_x emissions: Implications for climate mitigation measures

著者 (4件)： GREWE Volker (Deutsches Zentrum fuer Luft- und Raumfahrt, Inst. fuer Physik der Atmosphaere, Oberpfaffenhofen, DEU) ,  DAHLMANN Katrin (Deutsches Zentrum fuer Luft- und Raumfahrt, Inst. fuer Physik der Atmosphaere, Oberpfaffenhofen, DEU) ,  MATTHES Sigrun (Deutsches Zentrum fuer Luft- und Raumfahrt, Inst. fuer Physik der Atmosphaere, Oberpfaffenhofen, DEU) ,  STEINBRECHT Wolfgang (Meteorologisches Observatorium Hohenpeienberg, Deutscher Wetterdienst, Hohenpeienberg, DEU)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 59  ページ： 102-107  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 窒素酸化物(NO_x)の排出は重要な温室効果ガスであるオゾンの形成を誘導する。その重要性にもかかわらず,個別のオゾン排出とそれによる気候変動への寄与を計算する研究法の検証は,ほとんど注目されていない。基本的に二つの手法(摂動法とタギング法)が過去に使用された。両手法が検証され,それらの応用領域を有するが,タギングのみが排出の濃度への寄与を計算し,摂動法は排出の変化によるオゾン濃度の変化を同定することを明らかにした。本結果は気候変化への道路交通排出の寄与が摂動法において5の係数で過小評価されていることを示す。これは,摂動法では隠れているがタギングで明らかとなる他の排出セクタ由来のノンリニア補正効果により発生する。結果として,個別セクタについての緩和対策の効果(例えば,道路交通誘導オゾンへの集中)はタギング法によってのみ正確に現される。摂動法は緩和対策の全体的影響(例えば総オゾン)を正確に提供する。しかし,摂動アプローチに基づく緩和対策の効果を評価する現行のアプローチは大気の化学的状態の変化を反映しない。これらはその後の対策の効果に大きく影響し,そのため,二つの対策の効果の評価を応用のそれらの年代に依存させる。これに関しても,タギング法が摂動法よりも緩和対策の効果の評価に好適であることを明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化窒素 ,  *地球温暖化 ,  *温室効果ガス ,  *オゾン ,  *気候変動 ,  排出量 ,  摂動法 ,  道路交通 ,  補正 ,  濃度測定 ,  大気化学 ,  大気汚染
準シソーラス用語： *NO_x ,  タギング

分類 (1件)： 気圏環境汚染  (SB03020M)

タイトルに関連する用語 (4件)： NOx排出 ,  オゾン ,  気候緩和 ,  対策