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J-GLOBAL ID:201202236437233218   整理番号:12A1007219

北日本,札幌の落葉広葉樹林における純生態系生産量の年々変動

Interannual variability of net ecosystem production for a broadleaf deciduous forest in Sapporo, northern Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 323-332  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生態系純生産量(NEP),生態系呼吸(RE),および,総一次生産(生態系光合成量;GPP)を評価し,札幌市の冷温帯の広葉落葉性森林におけるNEPの経年変動を明らかにするために,2000年から2003年まで,クローズドパス赤外線ガス分析計による渦相関法を用い正味生態系CO2交換量(NEE)について検討した。NEEからのNEP,REおよびGPPを引き出し,データギャップは光合成有効放射と土壌温度などの気象変数の実証的回帰モデルを用いて補正した。NEPは5月から9月までポジティブ(CO2取り込み)だったが,10月はポジティブあるいはネガティブであり,11月から翌年の4月はネガティブ(CO2放出)であった。NEPは,急速に5月の着葉期間に増加し,6月か7月には最大値に達した。4年間での,年間NEP,GPPおよびRE平均(±標準偏差)は,それぞれ443±45,1,374±39,および,931±11g C m-2-1であった。2000年の年間のNEPおよびGPPが低かったのは,着葉期間における低太陽放射が原因と考えられた。着葉期間,月々のGPPは毎月のREより年々の変化が大きい。入射太陽放射量の変動は毎月のGPPの経年変動を引き起こした可能性がある。さらに,5月,葉の展開のタイミングがGPPに大きな影響を与えることが分かった。GPPの変動がNEPの年々変動に影響を与えた。したがって,NEPの経年変動は,入射太陽放射量と葉の展開のタイミングによって影響を受けるものと考えられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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生態系  ,  森林植物学  ,  光合成 
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