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J-GLOBAL ID：201202236525486509   整理番号：12A1295069

認知言語学的アプローチに基づく都市空間の概念化に関する基礎的研究-既成市街地の住居系地区を対象として-

A FUNDAMENTAL STUDY FOR CONCEPTUALIZING URBAN SPACE FROM THE PERSPECTIVE OF COGNITIVE LINGUISTICS-A case study in established residential areas-

著者 (2件)： 赤木徹也 (工学院大 建築) ,  鯵坂誠之 (大阪府立大学工高専)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 679  ページ： 2043-2052  発行年： 2012年09月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,街路構成の異なる2つの街区を対象とした探索歩行実験を通して,環境から得られる情報を言語データとして抽出し,幹線道路に囲まれた既成市街地の住居系地区において,認知言語学的アプローチに基づく都市空間の概念化を図るとともに,概念相互の関連や行動との関係性を明らかにする。1)幹線道路に囲まれた既成市街地の住居系地区における認知言語学的アプローチに基づく都市空間の概念化は「街路構成」「物的要素」「時間」「雰囲気」の4つの概念によって成立している。2)都市空間の概念化は,その都市空間に存在する全ての街路を歩行することによって得られた情報を総括しようとするものではなく,環境から得られる情報を意味づけることによって上記4つの概念が内的に形成された時点で成立するものである。

シソーラス用語： 都市空間 ,  *街路 ,  街区 ,  市街地 ,  *住居地区 ,  言語学 ,  思考 ,  *定義 ,  空間知覚 ,  *実験 ,  時系列 ,  雰囲気 ,  建築物 ,  近隣住区
準シソーラス用語： *概念化 ,  意味付け ,  *歩行実験

分類 (1件)： 住居地域計画一般  (RD03010G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 認知言語学 ,  都市 ,  概念化 ,  基礎的研究 ,  住居 ,  地区