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J-GLOBAL ID:201202236537835746   整理番号:12A0840605

様々な酸素分圧下でのイットリア安定化ジルコニア薄膜の表面改質

Surface modification of yttria-stabilized-zirconia thin films under various oxygen partial pressures
著者 (15件):
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巻: 520  号: 17  ページ: 5826-5831  発行年: 2012年06月30日 
JST資料番号: B0899A  ISSN: 0040-6090  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,Al2O3(0001)基板上に成長させたイットリア安定化ジルコニア薄膜の構造的,分光学的解析について論じた。成長時の酸素分圧の変化が,薄膜の表面化学組成や表面結晶方位と密接に関連していることを見いだした。酸素分圧の存在は薄膜上に多結晶構造を生み出すが,結晶構造の優先方位は酸素分圧の無い下で形成された。X線回折(XRD)ピークの幅が広く,薄膜構造の特定には困難が生じた。しかしながら,XRDロッキイング走査から,2つの横方向分域サイズが存在することがわかった。X線光電子分光測定による薄膜の化学分析から,酸素分圧が増加するのにしたがって,酸化イットリウムが表面に豊富になることがわかった。価電子バンドスペクトルの詳細な解析から,薄膜は表面構造相転移を引き起こすこともわかった。すなわち,単一正方晶構造から混合(立方晶と単斜)構造へと転移する。さらに,酸素分圧が増加するのにしたがって,光学データには,薄膜の構造相転移の存在を反映したバンドギャップの小さな増加が見られた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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固体の表面構造一般 
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