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J-GLOBAL ID：201202236538610977   整理番号：12A0734678

コードを制御する

CONTROLLING THE CODE

著者 (1件)： JARVIS Lisa M.
資料名： Chemical & Engineering News  (Chemical & Engineering News)
巻： 90  号： 16  ページ： 12,14,16-19  発行年： 2012年04月16日 
JST資料番号： B0249A  ISSN： 0009-2347  CODEN： CENEAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去においてはヒトゲノム解析によって遺伝子突然変異による病気を制御する医薬を開発できると思われた。研究が進むにつれて突然変異の発生機構はさらに複雑であることが分かりエピゲノム解析に関心が高まりエピジェネティクス医薬が開発された。今日では腫瘍の発生はゲノムとエピゲノムの相互作用に支配されていると理解されている。遺伝子変異に関する知見が深まりエピジェネティック酵素EZH2をターゲットにした第二世代抗がん薬が開発されている。ヒト遺伝子変異機構の解析が進みHTM(ヒトヒストンメチルトランスフェラーゼ)酵素の作用が明らかになり,Epizyme社などは抗HTM薬の開発を進めている。このように遺伝子変異の機構は非常に複雑であり,これを制御する医薬の開発は入口に立った段階にあると云える。

シソーラス用語： *抗腫瘍薬 ,  *製品開発 ,  *遺伝子変異 ,  突然変異 ,  解析 ,  遺伝的調節 ,  酵素 ,  メチルトランスフェラーゼ ,  レプレッサー ,  タンパク質
準シソーラス用語： EZH2 ,  エピゲノム解析 ,  *エピジェネティックス制御 ,  *エピジェネティック酵素 ,  新薬開発

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)