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J-GLOBAL ID：201202236575731865   整理番号：12A0939279

さまざまな災害に立ち向かう環境科学 災害リスクのアセスメント~事前の戦略と迅速な対応のために~

著者 (1件)： 柴田裕希 (滋賀県大 環境科学)
資料名： 滋賀県立大学環境科学部環境科学研究科年報  (滋賀県立大学環境科学部+環境科学研究科年報)
号： 16  ページ： 33-34  発行年： 2012年03月31日 
JST資料番号： L5339A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境アセスメントは道路やダムなど大規模な開発事業において,開発に着手する前に実施される手続きである。この手続きにより環境への影響を事前に評価し,自然破壊を未然に防止するのが目的である。福島原子力発電所の事故について,適切な環境評価があれば事故を防ぐことができたという意見がある。つまり立地代替案が欠如していた。原子力発電所など周辺影響が大きな開発では,災害リスクや被影響要素が立地に依存するので,その立地検討を慎重に行う必要がある。また適切なアセスメントがない場合,次なる災害リスクを増大させる可能性がある。事前の戦略も迅速な対応も,リスクや不完全性を織り込んだ環境アセスメントにより可能となる。

シソーラス用語： *環境アセスメント ,  *リスク ,  *原子炉事故 ,  放射能汚染
準シソーラス用語： *原子力発電所事故 ,  *災害リスク

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 災害 ,  環境科学 ,  災害リスク ,  アセスメント ,  戦略