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J-GLOBAL ID:201202236594072961   整理番号:12A0840763

複合材料のためのトリアゾール-架橋系の開発: アルキン架橋剤の評価

Development of a triazole-cure resin system for composites: Evaluation of alkyne curatives
著者 (4件):
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巻: 53  号: 13  ページ: 2548-2558  発行年: 2012年06月07日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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従来のオキシラン/アミン反応の代わりにトリアゾール環形成(アジドと末端アルキンの環状付加反応)によって架橋する樹脂系を開発した。アジド/アルキン反応の高い発熱性は環境的な架橋条件下に高度の反応を生じさせて,樹脂系を”オートクレーブ外”架橋プロセスに対して適切なものとする可能性があることを予期させる。二官能性アジド末端樹脂,ビスフェノールAのジ(3-アジド-2-ヒドロキシプロピル)エーテル,を基準ジアジドとして選んだ。ジ-及びトリ官能性アルコールのプロピオラートエステル,ジ-及びトリ官能性カルボン酸のプロパルギルエステル,ジ-及びトリ官能性アルコールのプロパルギルエーテル,並びに第一ジアミンのN,N,N′,N′-テトラプロパルギル誘導体を含む多数のアルキン架橋剤を合成し構造を確認した。市販品を入手できるトリプロパルギルアミンをも使用した。Huisgenの1,3-双極環状付加に対してはプロピオラートに基づくアルキンを用いた系はプロパルギル種よりも反応性が遥かに高いことが分かった。動的DSC法によって研究した,アルキン種の関数としての架橋エネルギー解析はプロピラート及びプロパルギル形架橋剤の平均活性化エネルギーの間の顕著な差,それぞれ,69.2~73.6kJ/mol:82.3~86.4kJ/mol)を示した。架橋ネットワークの性質は異なる量のジ-対トリ-及びテトラ-官能性アルキンの導入により又は軟質のアルキン及びアルケンオキシ対硬質の芳香族ポリアルキンの導入により容易に操作することができた。予測どうりに,機械的性質,たとえば,動的機械分析におけるtanδのピーク温度は,架橋度の増大と共に上昇することが分かった。これらの結果は,次の論文において報告する,スケールアップのため及び従来の機械的性質試験のための純樹脂及び複合材料の両試料の作成のために最も有望な系の選択を可能とする。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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重付加  ,  橋かけ剤とその触媒 
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