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J-GLOBAL ID:201202236644467571   整理番号:12A1635122

東北地方太平洋沖地震津波による岩手県沿岸の海岸林と集落の被害状況

Coastal Forest and Town Damage in Iwate Prefecture, Japan, following the 2011 Tohoku Earthquake Tsunami.
著者 (2件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 243-246  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: F0858A  ISSN: 1349-8509  CODEN: NSGICL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震津波の発生1カ月後に岩手県沿岸の海岸林と集落14箇所を現地踏査したところ,10箇所で海岸林と集落が全壊あるいは半壊した一方,4箇所で海岸林は全半壊したものの集落の被害が軽微であった。これら4箇所の共通の特徴は,集落と海岸林の間に約600m以上の広い土地が確保されていることであった。その広い土地には,集落が海抜18m以上にある場合は田畑などのオープンスペースが,集落が海抜10m以下にある場合は林帯幅約1kmの海岸林と,防潮堤を含む複数の防災施設が存在していた。こうした土地利用のデザインや海岸林の構造が,沿岸集落における津波被害の回避や軽減に有効である可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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森林生物学一般  ,  自然災害 
引用文献 (8件):
  • 岩手県農林水産部・県土整備部 (2011) 岩手県海岸保全施設等天端一覧表
  • 村井 宏・石川政幸・遠藤治郎・只木良也 (1992) 日本の海岸林—多面的な環境機能とその活用—. ソフトサイエンス社
  • 内閣総理大臣官房審議室長通達 (1968) 災害の被害認定基準の統一について. 昭和43年6月14日総審第115号
  • 笹間一夫 (1933) 防浪漁村計畫. 建築雑誌 47: 809-831
  • 首藤伸夫 (1985) 防潮林の津波に対する効果と限界. 海岸工学講演会論文集 32: 465-469
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