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J-GLOBAL ID：201202236715591040   整理番号：12A0621897

汎用ポータブルPCを利用した野外調査の現状の利点と課題

Current advantages and disadvantages of field surveys by portable PC

著者 (1件)： 吉川敏之 (産業技術総合研 地質調査総合セ)
資料名： 地質学雑誌  (Journal of the Geological Society of Japan)
巻： 118  号： 3  ページ： 184-189  発行年： 2012年03月15日 
JST資料番号： F0528A  ISSN： 0016-7630  CODEN： CHTZA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 汎用の携帯型パーソナルコンピューターを利用した野外調査を試行し,その可能性を検討した。本稿では,この実験を通じ明らかになった,そのメリット・デメリットについて取りまとめた。文字による記録については,電子入力の利便性が際立っている。一方,描画・作図等は現状では紙の方が楽で速い。GISソフトにより現地で作成したデータは,地図ソフト上ではポイントマップ程度の機能しか持たず,そのままルートマップとすることはできない。各種センサーの内臓や専用ソフトウェアの開発により今後の発展が期待される。

シソーラス用語： パーソナルコンピュータ ,  *地質調査 ,  地理情報システム ,  データ ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  タブレットパーソナルコンピュータ ,  ディジタルデータ

分類 (1件)： 地質学一般  (DE01010H)

引用文献 (10件)：

• 新井宏嘉・大森聡一・宮下 敦 (Arai, H., Omori, S. and Miyashita, A.), 2009, 地質調査におけるGPSロガーの活用.地質雑 (Jour. Geol. Soc. Japan), 115, 552-557.
• Athey, J. E., Freeman, L. K. and Woods, K. A., 2008, The transition from traditional to digital mapping: Maintaining data quality while increasing geologic mapping efficiency in Alaska. Alaska Division of Geol. Geophys. Surv. Newsl., 11, 1-8.
• 伏島祐一郎・ジョエル バンディバス (Fusejima, Y. and Bandibas, J.), 2008, GeoSciML:ウェブサービスによる地質情報交換のためのXMLスキーマ国際標準規格.情報地質 (Geoinformatics), 19, 138-139.
• Jordan, C. J., Bee, E. J., Smith, N. A., Lawley, R. S., Ford, J., Howard, A. S. and Laxton, J. L., 2005, The development of digital field data collection systems to fulfil the British Geological Survey mapping requirements. In GIS and Spatial Analysis: Annual Conference of the International Association for Mathematical Geology, Toronto, Canada, 886-891.
• 勝野直樹・西岡孝章・林 浩司・伊佐治寿英・野澤竜二郎・鈴木康弘 (Katsuno, N., Nishioka, T., Hayashi, K., Isaji, T., Nozawa, T. and Suzuki, Y.), 2002, 参加型WebGISを活用した露頭情報システムの構築例.情報地質 (Geoinformatics), 13, 74-75.

タイトルに関連する用語 (6件)： 汎用 ,  ポータブル ,  PC ,  野外調査 ,  現状 ,  利点