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J-GLOBAL ID：201202236717590962   整理番号：12A0413944

光感受性ケイ皮酸で改質された酢酸酪酸セルローススピンコート膜および網目構造誘導体の合成および特性解析

Synthesis and characterization of photosensitive cinnamate-modified cellulose acetate butyrate spin-coated or network derivatives

著者 (5件)： ABRAKHI Sanae (Univ. de Cergy-Pontoise, Lab. de Physico-Chimie des Polymeres et des Interfaces (LPPI, EA 2528), Inst. des Materiaux ...) ,  PERALTA Sebastien (Univ. de Cergy-Pontoise, Lab. de Physico-Chimie des Polymeres et des Interfaces (LPPI, EA 2528), Inst. des Materiaux ...) ,  CANTIN Sophie (Univ. de Cergy-Pontoise, Lab. de Physico-Chimie des Polymeres et des Interfaces (LPPI, EA 2528), Inst. des Materiaux ...) ,  FICHET Odile (Univ. de Cergy-Pontoise, Lab. de Physico-Chimie des Polymeres et des Interfaces (LPPI, EA 2528), Inst. des Materiaux ...) ,  TEYSSIE Dominique (Univ. de Cergy-Pontoise, Lab. de Physico-Chimie des Polymeres et des Interfaces (LPPI, EA 2528), Inst. des Materiaux ...)
資料名： Colloid and Polymer Science  (Colloid and Polymer Science)
巻： 290  号： 5  ページ： 423-434  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： C0415A  ISSN： 0303-402X  CODEN： CPMSB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光架橋性ケイ皮酸基を有するセルロース性高分子のスピンコート,および網目合成により得られた光感受性材料の光化学挙動を調べた。最初にケイ皮酸基を酢酸酪酸セルロース重合体に,各種グラフト化度でグラフト化させた。重合体の光化学特性を,溶液中においてUV-vis分光,および¹HNMR分光を用いて調べた。次いで,スピンコート膜を調製し,セルロース単位当りのケイ皮酸基の関数として特性解析した。光照射およびその後の加熱前後において,両者の表面の水-濡れ特性を動的接触角測定により調べた。2つの方法により得られた表面は,試料調製の違いに依存し,照射によるケイ皮酸基の異なった光化学反応経路に帰せられる,かなり異なった挙動を示した。実際スピンコート膜では二量体化が主過程であることが明らかになったが,一方高分子網目表面では予期された通り,異性化が優勢であった。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *スピンコーティング ,  高分子薄膜 ,  プラスチック被覆 ,  *セルロースアセテートブチレート ,  反応経路 ,  *光化学反応 ,  接触角 ,  濡れ ,  紫外線照射 ,  二量化 ,  グラフト共重合 ,  ネットワーク構造 ,  *感光性高分子 ,  アシル化 ,  *光異性化

分類 (1件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (1件)： けい皮酸クロリド

タイトルに関連する用語 (8件)： 光感受性 ,  ケイ皮酸 ,  改質 ,  酢酸酪酸セルロース ,  スピンコート ,  網目構造 ,  誘導体 ,  特性解析