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J-GLOBAL ID：201202236735675258   整理番号：12A1442224

GPGPUを用いた磁界解析のための可変的前処理付CG法の高速化

Speed-up of Variable Preconditioned CG method for Magnetic Field Analysis using GPGPU

著者 (4件)： 沖村隆行 (岡山大) ,  笹山瑛由 (岡山大) ,  高橋則雄 (岡山大) ,  生野壮一郎 (東京工科大)
資料名： 電気学会静止器研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： SA-12  号： 79-98  ページ： 59-64  発行年： 2012年09月10日 
JST資料番号： G0116B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有限要素法を用いた磁界解析において共役勾配法(CG法)を高速化した手法について検討した。Graphics Processing Unit(GPU)による汎用計算(GPGPU)の基本を説明し,可変的前処理付き反復法について述べた。永久磁石モータを対象とした解析モデルとその計算環境によるCG法を始めとした種々の解析における反復法を示した。各方法の解析結果と計算時間や収束条件を示した。本手法は高い速度向上率を持ったまま安定して収束することや高速化が達成できることを示した。

シソーラス用語： 電磁場解析 ,  *前処理 ,  *共役勾配法 ,  *有限要素法 ,  並列演算 ,  専用プロセッサ ,  高速化 ,  逐次近似 ,  PMモータ ,  解析モデル ,  CPU時間 ,  収束
準シソーラス用語： *GPGPU ,  GPU【プロセッサ】 ,  *磁界解析

分類 (1件)： 電磁気学一般  (BD01020N)

引用文献 (12件)：

• (1) http://gpgpu.org/
• (2) 阿部邦美,張 紹良,長谷川秀彦,姫野龍太郎:「SOR法を用いた可変的前処理付き一般化共役残差法」,日本応用数理学会論文誌, Vol.11, pp.11-24 (2001)
• (3) K.Abe and S.L.Zhang,:“A Variable Preconditioning Using the SOR Method for GCR-like Methods”, Int. J. Numer. Anal. Model., Vol.2, No.2, pp.147-161 (2005)
• (4) 沖村隆行,高橋則雄,宮城大輔,生野壮一郎:「可変的前処理付CG法を用いたGPUによる有限要素磁界解析の高速化」,電気学会全国大会,5-151,pp.231-232(2012)
• (5) G.H.Golub and C.F.Loan:“Matrix Computations”, The Johns Hopkins University Press (1996)

タイトルに関連する用語 (6件)： GPGPU ,  磁界解析 ,  可変 ,  前処理 ,  CG ,  高速化