定形磁性流体に基づく低コストの慣性センサ

ANDO Bruno; BAGLIO Salvatore; BENINATO Angela

文献

J-GLOBAL ID：201202236749277310 整理番号：12A0784228

定形磁性流体に基づく低コストの慣性センサ

A Low-Cost Inertial Sensor Based on Shaped Magnetic Fluids

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巻： 61 号： 5 ページ： 1231-1236 発行年： 2012年05月
JST資料番号： C0232A ISSN： 0018-9456 CODEN： IEIMAO 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

磁性流体は,5~10nmの超微細な単一ドメインの磁性粒子の懸濁液である。本論文では,スパイク状に定形磁性流体に加えられる外部刺激の効果を利用した慣性センサを紹介した。ガラスパイプを水で満たし,適切な形状の磁界を加えることにより,内部に磁性流体スパイクを形成する。そうして,外部からの刺激によるスパイク自由端の移動を赤外線読み取り装置で感知する。このデバイスを加振器に搭載して振動を与える概念検証実験を行い,計算と一致する変位応答と加速度応答を得た。本センサデバイスの利点は,機械的衝撃に対して頑健で信頼性が高いこと,液体と電子回路が電気的に分離されていること,などである。

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磁性流体 , 力,仕事量,圧力,摩擦の計測法・機器

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