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J-GLOBAL ID：201202236752312398   整理番号：12A1311652

新奇なピリジン含有ジアリールエテンの合成とフォトクロミック特性

Synthesis and photochromic properties of novel pyridine-containing diarylethenes

著者 (5件)： LIU Gang (Jiangxi Key Lab. of Organic Chemistry, Jiangxi Sci. & Technol. Normal Univ., Nanchang 330013, CHN) ,  LIU Ming (Jiangxi Key Lab. of Organic Chemistry, Jiangxi Sci. & Technol. Normal Univ., Nanchang 330013, CHN) ,  PU Shouzhi (Jiangxi Key Lab. of Organic Chemistry, Jiangxi Sci. & Technol. Normal Univ., Nanchang 330013, CHN) ,  FAN Congbin (Jiangxi Key Lab. of Organic Chemistry, Jiangxi Sci. & Technol. Normal Univ., Nanchang 330013, CHN) ,  CUI Shiqiang (Jiangxi Key Lab. of Organic Chemistry, Jiangxi Sci. & Technol. Normal Univ., Nanchang 330013, CHN)
資料名： Dyes and Pigments  (Dyes and Pigments)
巻： 95  号： 3  ページ： 553-562  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： D0966B  ISSN： 0143-7208  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 三つの異性体ピリジン含有ジアリールエテンを,それらのフォトクロミック特性に及ぼす窒素原子位置(オルト,パラ,メタ)の効果を調べるために合成した。これらのジアリールエテンの中で,ピリジンのオルト位置での窒素原子を有する例が最大の吸収極値と分子吸収係数を示した。環化量子収率はパラ<メタ<オルトの順で増加し,一方,それらの逆環化量子収率はパラ>メタ>オルトの順で低下した。終端フェニル環を有するジアリールエテンと比較して,終端ピリジンを有するものは向上した環化量子収率と発光強度を示した。さらに,これらのピリジン含有ジアリールエテンはプロトンと光の励起の下で多重アドレス可能なスイッチング挙動を示した。トリフルオロ酢酸のジアリールエテン溶液への添加が顕著な色変化をもたらし,それらのN-プロトン化形態も優れたフォトクロミズムを有していた。これらの結果が,窒素原子位置はジアリールエテンの光異性化の過程において中枢となる役割を演ずることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *オレフィン化合物 ,  *芳香族炭化水素 ,  *異性体 ,  *フォトクロミズム ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： *ジアリールエテン

分類 (1件)： その他の光学的効果  (BM08040H)

物質索引 (1件)： ピリジン

タイトルに関連する用語 (3件)： ピリジン ,  ジアリールエテン ,  フォトクロミック特性