抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東日本大震災後の節電状況下における駅舎の光環境調査の一部について報告した。震災により東京電力管内では電力供給不足のため,首都圏では節電が行われ各所で消灯が実施されたが,公共性の高い駅舎に着目し,2011年度に首都圏の光環境調査を行った。駅舎はJISZ9110;2010により照度基準が定められているが,駅舎の維持照度(平均照度)の推奨値を説明した。駅舎の光環境調査は,JIS規格の3階級の区分を参考とし,首都圏にある19路線のA級駅舎22駅,B級駅舎64駅,C級駅舎20駅を対象に行い,調査結果を図示し解説した。コンコースにおける平均照度の累積割合は,A級駅舎とB級駅舎は同様な分布となっており,A級駅舎はJISの維持照度の推奨値よりもほとんどの駅で下回っている。ホームではおおむねの駅でJISの維持照度の推奨値よりも上回っている。