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J-GLOBAL ID：201202236786835179   整理番号：12A0957057

臭化セチルトリメチルアンモニウで改質した磁気ナノ粒子によるひ酸塩の除去

Removal of arsenate by cetyltrimethylammonium bromide modified magnetic nanoparticles

著者 (4件)： JIN Yinjia (The Key Lab. of Water and Sediment Sciences, Ministry of Education, Coll. of Environmental Sciences and Engineering ...) ,  LIU Fei (Dep. of Advanced Materials and Nanotechnology, Coll. of Engineering, Peking Univ., Beijing, 100871, CHN) ,  TONG Meiping (The Key Lab. of Water and Sediment Sciences, Ministry of Education, Coll. of Environmental Sciences and Engineering ...) ,  HOU Yanglong (Dep. of Advanced Materials and Nanotechnology, Coll. of Engineering, Peking Univ., Beijing, 100871, CHN)
資料名： Journal of Hazardous Materials  (Journal of Hazardous Materials)
巻： 227-228  ページ： 461-468  発行年： 2012年08月15日 
JST資料番号： B0362A  ISSN： 0304-3894  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)改質した磁気ナノ粒子(Fe₃O₄@CTAB)を合成し水からのひ酸塩の除去に用いた。Fe₃O₄@CTABは安価で環境にやさしい鉄塩及び陽イオン性界面活性剤CTABを用い改変簡易共沈プロセスで調製した。粉末X線回折,X線光電子分光及びFourier変換赤外分光を用い調製した吸着材(Fe₃O₄@CTAB)を特性化した。透過型電子顕微鏡(TEM)画像からFe₃O₄@CTAB粒子はおおよそ球状でコアサイズは10nmであることを示した。67.2emu/gの飽和磁化を持つため,簡易な磁気プロセスによりFe₃O₄@CTABを容易かつ極めて短時間(5分以内)に水溶液から分離できた。Fe₃O₄@CTABへのひ酸塩の吸着はpH6では2分以内に平衡に達した。ひ酸塩吸着は擬二次動力学モデルと2サイト型のLangmuir等温線モデルと良好に一致しひ酸塩の吸着容量は23.07mg/gであったが,これは純粋なFe₃O₄の2倍大きな容量であった。ひ酸塩除去率は3~9の広いpHの範囲で90%以上であり,ひ酸塩除去は溶液中の天然の溶存有機物質(TOC(総有機炭素)として10mg/lまで)及び競合陰イオン(20mg/lまでの硫酸イオン,重炭酸イオン及び珪酸イオン,5mg/lまでのりん酸イオン)の存在に歴然と影響を受ける訳でもなかった。Fe₃O₄@CTABはアルカリ性水溶液で再生可能であり,5回目の再生/再使用サイクルでも85%以上のAs(V)を除去した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *廃水処理 ,  *ヒ酸塩 ,  吸着 ,  *吸着剤 ,  吸着速度 ,  吸着等温式 ,  ナノ粒子 ,  磁鉄鉱 ,  化学修飾 ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム
準シソーラス用語： 磁鉄鉱ナノ粒子

分類 (4件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I) ,  吸着剤  (YB03000W)

物質索引 (1件)： セチルトリメチルアンモニウム・ブロミド

タイトルに関連する用語 (4件)： 臭化セチル ,  改質 ,  磁気ナノ粒子 ,  ひ酸塩