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J-GLOBAL ID：201202236850985139   整理番号：12A0667712

遮断周波数電圧可変型低域通過フィルタの開発研究

Development of Low-Pass-Filter with Voltage Variable Cutoff Frequency

著者 (3件)： 小林吾生 (秋田大 大学院工学資源学研究科) ,  萱野良樹 (秋田大 大学院工学資源学研究科) ,  井上浩 (秋田大 大学院工学資源学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 460(EMD2011 126-142)  ページ： 49-52  発行年： 2012年02月24日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 広帯域周波数可変発振器(広帯域電圧制御発振器)を利用して,新しい信号処理分野を拓くことが可能である。その動作のためにVCOの出力の歪みは抑制される必要がある。ワンチップVCOを用いて30MHz~1GHzの広帯域は発振を必要とするEMC診断用発振器の実現を目的とし,VCOの発振周波数に対応した遮断周波数電圧可変型低域通過フィルタ(LPF)の設計を試みた。LPFは,MOSトランジスタと静電容量で構成した。MOSトランジスタのドレイン-ソース間抵抗を可変抵抗として,回路構成とMOSトランジスタの寄生容量が周波数特性にどのような影響を与えるかシミュレーションによって検討した結果,LPFを高次にすることで周波数特性を改善できる可能性を示した。EMC用途に対するワンチップシステムの基本特性を明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： 遮断周波数 ,  *低域フィルタ ,  *発振器 ,  VCO【発振器】 ,  信号処理 ,  広帯域 ,  *電磁干渉 ,  MOSFET ,  静電容量 ,  周波数特性 ,  回路シミュレーション ,  回路設計 ,  高調波
準シソーラス用語： アナログ信号処理 ,  *可変周波数発振器

分類 (2件)： 発振回路  (NC05020Y) ,  フィルタ一般  (NC04021I)

引用文献 (6件)：

• PAUL, C. R. Introduction to Electromagnetic Compatibility. 1991
• 宮前亨. リング発振器を応用した新しい電圧制御発振器の設計とその評価. 信学技報. 2004, FMD2004-6, 9-14
• 小林吾生. 広帯域周波数応用のためのリング発振器も用いたVCOに関する一検討. 信学技報. 2010, EMD2010-1
• 小林吾生. 電圧制御低域通過フィルタの特性に関する一検討. 平成23年度電気関係学会東北支部連合大会. 2011, 270
• 谷口研二. LSI設計者のためのCMOSアナログ回路入門. 2005

タイトルに関連する用語 (5件)： 遮断周波数 ,  変型 ,  低域通過フィルタ ,  開発 ,  研究