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J-GLOBAL ID：201202236868139405   整理番号：12A0741505

確率的手法による歌唱曲の自動作曲

著者 (5件)： 嵯峨山茂樹 (東大 大学院情報理工学系研究科) ,  酒向慎司 (名古屋工大 大学院工学研究科) ,  堀玄 (亜細亜大) ,  堀玄 (理研) ,  深山覚 (東大 大学院情報理工学系研究科)
資料名： システム/制御/情報  (システム制御情報学会誌)
巻： 56  号： 5  ページ： 219-225  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： G0902A  ISSN： 0916-1600  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 歌詞に基づく歌唱曲作曲をモデル化し,任意の日本語テキストを歌詞とする歌唱曲を自動作曲する手法を解説し,この手法に基づいて開発した自動作曲システムを紹介した。歌唱曲自動作曲のアルゴリズムを,膨大な旋律の組み合わせからの音楽的であると感じさせる音符系列の探索問題ととらえ,歌詞からの制約や和声構造からの制約を反映し動的計画法を用いて旋律設計を行う自動作曲システムを構築した。更にBigramモデルの推定や,動的計画法による歌詞の生成を利用した自動作詞システムの実装や,隠れマルコフモデルに基づく制御性や個人性を備えた歌声のモデル化,自動作曲システムのための歌声合成などについて述べた。

シソーラス用語： *作曲 ,  計算機芸術 ,  モデリング ,  動的計画法 ,  音楽 ,  *音声合成
準シソーラス用語： 歌唱 ,  歌声合成 ,  旋律

分類 (2件)： 音声処理  (JE05000E) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (11件)：

• 1) 長谷川. 作曲法教程. 音楽之友社. (1950) vol.上, p.68-69.
• 2) 島岡. 和声と楽式のアナリーゼ. 音楽之友社. (1964) vol.8-9, 18-20, p.37-39.
• 3) KAWAMOTO S. Galatea : open-source software for developing anthropomorphic spoken dialog agents. Life-Like Characters, Tools, Affective Functions and Applications. Springer. (2004) p.187-212.
• 4) 中妻. 歌詞の韻律を用いた自動作曲. 日本音響学会春季研究発表会講演論文集, 2007. (2007) p.739-740.
• 5) KURZWEIL R. The Age of Intelligent Machines. MIT Press. (1992)

タイトルに関連する用語 (3件)： 確率的手法 ,  歌唱 ,  自動作曲