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J-GLOBAL ID:201202236896752198   整理番号:12A0531295

DFRC法によるトチュウ材リグニンの構造解析

著者 (3件):
資料名:
巻: 62nd  ページ: ROMBUNNO.L15-P-PM04  発行年: 2012年 
JST資料番号: L1221B  ISSN: 1349-0532  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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トチュウ材リグニンをDFRC法で分解し,分解物をTLC,GPC,RP-TLC,Sep-Pakを用いて分離したところ,化合物1~5を単離した。化合物1,化合物2,化合物3はそれぞれtrans-コニフェリルアルコールジアセテート,trans-シナピルアルコールジアセテート,γ-メチルグアイアシルクマロン型二量体と同定した。化合物4はtrans-5-ヒドロキシコニフェリルアルコールの2分子がγ位同士でエーテル結合によって縮合した二量体の4,4’,5,5’-テトラアセテートと推定した。化合物5は,trans-シナピルアルコールジアセテートとヘキソースが結合した物質と推定した。また,単離したγ-メチルグアイアシルクマロン型二量体(3)のメチル基が,天然のリグニン中に元々存在するのか,または,DFRC法の反応中に生成するのかを検討するために,(±)-デヒドロジコニフェリルアルコールのDFRC法反応物をHPLC分析したところ,γ-メチルグアイアシルクマロン型二量体のピークは確認されなかった。このことから,γ-メチルグアイアシルクマロン型二量体のメチル基は,DFRC法の反応では生成されないことが示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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木材化学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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