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J-GLOBAL ID：201202236919667711   整理番号：12A1500545

CO₂リッチの流体を輸送する鋼パイプラインのためのグリーンなMnMgZn燐酸塩被覆

A green MnMgZn phosphate coating for steel pipelines transporting CO₂ rich fluids

著者 (4件)： MORKS M.f. (CSIRO Materials Sci. and Engineering, Private Bag 33, Clayton South, Victoria 3169, AUS) ,  CORRIGAN P. (CSIRO Materials Sci. and Engineering, Private Bag 33, Clayton South, Victoria 3169, AUS) ,  BIRBILIS N. (Dep. of Materials Engineering, Monash Univ., Clayton, Victoria 3800, AUS) ,  COLE I.s. (CSIRO Materials Sci. and Engineering, Private Bag 33, Clayton South, Victoria 3169, AUS)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 210  ページ： 183-189  発行年： 2012年10月15日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CO₂回収貯蔵(CCS)プロセスで鋼パイプラインを通してCO₂リッチの流体を輸送する際には,流体が酸性で炭酸ガスの生成による腐食が起きる場合には,内部防食に対する戦略が必要である。そのような防食戦略はほとんど研究されておらず,大幅な研究が必要と考えられる。この研究では,バナジウム酸塩ベースのMnMgZn燐酸塩皮膜処理による内部表面の処理に基づいた,鋼パイプラインのCO₂輸送の際の内部腐食を防止のための1つの可能性を報告した。MnMgZn燐酸塩浴へのオルトバナジン酸ナトリウム(Na₃VO₄)の添加によって,燐酸塩皮膜のミクロ構造が著しく変化した。これによって腐食挙動が著しく変化すると考えられる。ここでは燐酸塩皮膜の得られたミクロ構造と腐食挙動に着目して,酸塩浴中の(0.0625,0.125,0.25mM)のバナジウム酸塩濃度の影響を研究した。分極曲線や電気化学インピーダンス分光(EIS)などの電気化学的研究をpH=2~4の希釈されたHCl溶液中で行い,腐食挙動を調査して,燐酸塩皮膜処理の誘電特性と電気特性を明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *パイプライン用鋼 ,  *防食 ,  マンガン化合物 ,  炭酸塩 ,  硝酸 ,  リン酸 ,  めっき液 ,  ナトリウム化合物 ,  バナジウム酸塩 ,  微細構造 ,  *リン酸塩処理 ,  濃度依存性 ,  電気化学インピーダンス ,  耐食性 ,  電気化学的分極 ,  等価回路 ,  誘電性 ,  電気的性質 ,  二酸化炭素 ,  内面 ,  マグネシウム化合物 ,  亜鉛化合物 ,  *化成皮膜 ,  *二酸化炭素回収貯留
準シソーラス用語： *CO2回収貯留 ,  オルトバナジン酸ナトリウム ,  *リン酸塩皮膜処理 ,  動電位分極 ,  分極曲線

分類 (3件)： 防食  (WB03040M) ,  化成処理  (WC08050J) ,  配管材料,弁  (QD05020E)

タイトルに関連する用語 (6件)： CO2 ,  流体 ,  輸送 ,  鋼 ,  パイプライン ,  燐酸塩被覆