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J-GLOBAL ID：201202236949828876   整理番号：12A1663185

移動シンクノードへのセンサデータ配送手法

Sensor Data Message Transmissions to Mobile Sink Node

著者 (2件)： 鶴巻利樹 (東京電機大 大学院未来科学研究科) ,  桧垣博章 (東京電機大 大学院未来科学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2012  号： 3  ページ： ROMBUNNO.MBL-63,NO.9  発行年： 2012年10月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 観測データを取得した無線センサノードからこれを含むセンサデータメッセージをシンクノードへと配送する無線センサネットワークにおいては,無線マルチホップ配送に要する電力消費の削減とシンクノード周辺における配送センサデータメッセージの集中による配送遅延の延長回避の観点から移動シンクノードの導入が検討されている。これまでに,移動シンクノードの現在位置あるいは予測移動位置までセンサデータメッセージを無線マルチホップ配送する手法と移動シンクノードとの直接通信が可能となるまで無線マルチホップ配送せずに無線センサノードにセンサデータメッセージを保持する手法とが提案されている。本論文では,センサデータメッセージの各無線センサノードにおける保持時間に応じて保持の継続と転送とを選択することによって,センサデータメッセージの配送遅延と配送経路長(消費電力),データメッセージバッファサイズ(保持オーバヘッド)とのより良いトレードオフを実現する手法を提案する。また,ランダムディレクションモビリティモデルでのシンクノードの移動を対象として,提案する選択手法の妥当性をシミュレーション実験結果により示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *センサネットワーク ,  *計測システム ,  センサ ,  ネットワークアーキテクチャ ,  通信網 ,  データ転送 ,  メッセージ伝送 ,  遅れ ,  バッファ方式 ,  移動通信 ,  評価試験 ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： シンクノード ,  ノード【通信】 ,  移動シンクノード ,  通信遅延 ,  *無線センサネットワーク

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  計測機器一般  (AD02000X)

タイトルに関連する用語 (4件)： シンクノード ,  センサデータ ,  配送 ,  手法