抄録/ポイント:
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急速凝固中の溶質トラッピングに対する局所的な非平衡拡散モデル二元合金の急速凝固に対する局所的な非平衡拡散モデル(LNDM)をおおまかにレビューし,異なる固体-液体界面速度論を持つ多数の溶質トラッピングモデルを修正するために用いた。LNDMは,双曲線的拡散方程式に対する正確な解が局所的な非平衡条件のもとでのバルク液体中での溶質濃度および溶質流束を支配するという論拠に基づいてバルク液体中の溶質拡散場の局所平衡からずれを考慮している。LNDMは固体-液体界面の先でのバルク液体中の速度依存性の有効拡散係数DbLNDM(V)をもたらしている。その拡散係数は界面速度V→V
Dbになるとき,ゼロになる。ここでV
Dbはバルク液体拡散速度である。結果は,拡散律速凝固から純粋に熱的に律速された凝固への急激な遷移を示している。その場合,いかなる型の固体-液体界面速度論に対して有限界面速度V=V
Dbでバルク液体中の拡散係数DbLNDM(V)=0そして完全溶質トラッピングK
LNDM(V)=1である。バルク液体拡散速度V
Dbは遷移とって臨界パラメーターである。分配係数K
LNDM(V)の速度依存性を,局所的な非平衡拡散効果を考慮して,異なる型の固体-液体界面速度論に対して計算した。計算によると,局所的な非平衡分配係数K
LNDM(V)は低界面速度(V≪V
Db)での標準K(V)に減り,高界面速度(V~V
Db)ではかなり異なる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.