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J-GLOBAL ID：201202237042376300   整理番号：12A0636893

リグニン及びリグニンモデル化合物の電気酸化に関する研究 1 非フェノール性リグニンモデル化合物の直接電気酸化

Studies on electrooxidation of lignin and lignin model compounds. Part 1: Direct electrooxidation of non-phenolic lignin model compounds

著者 (4件)： SHIRAISHI Takumi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKANO Toshiyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KAMITAKAHARA Hiroshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKATSUBO Fumiaki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Holzforschung  (Holzforschung)
巻： 66  号： 3  ページ： 303-309  発行年： 2012年 
JST資料番号： C0119A  ISSN： 0018-3830  CODEN： HOLZAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クラフトパルプ化における脱リグニンは初期,バルク,終期の3段階で進行し,バルクに最も分解が進む。高収率パルプ化においては適切な前処理によるバルク期の反応促進が課題になる。非フェノール性β-O-4結合に対するα-カルボニル基の導入は有力な手段である。その手段として電気酸化が考えられるが従来の研究はフェノール性β-O-4結合を対象にしたものであるので本報では非フェノール性β-O-4結合を持つ化合物8種を対象として直接酸化実験を行った。この場合目的とするCαのカルボニル化と副反応であるCαのアルデヒド化が競合するので触媒として2,6-ルチジンを加えた場合の選択性向上について検討した。しかしいずれの化合物においても,また触媒の存在においても目的の反応生成物の収率は低かった。引続きメディエータを用いた間接電気酸化について検討する予定である。

シソーラス用語： *パルプ化 ,  *脱リグニン ,  C-O結合 ,  *カルボニル化 ,  アノード酸化 ,  触媒 ,  選択性 ,  収率 ,  リグニン ,  モデル化合物 ,  電気化学的挙動
準シソーラス用語： *β-O-4結合 ,  クラフトパルプ化 ,  高収率パルプ ,  *直接電気化学 ,  *電気酸化

分類 (3件)： 芳香族単環フェノール類・多価フェノール  (CF05090V) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (1件)： 2,6-ルチジン

タイトルに関連する用語 (5件)： リグニン ,  モデル化合物 ,  電気酸化 ,  研究 ,  フェノール