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J-GLOBAL ID:201202237088559980   整理番号:12A1612697

FGFシグナル伝達は非神経性外胚葉を神経堤へと変換する

FGF signaling transforms non-neural ectoderm into neural crest
著者 (2件):
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巻: 372  号:ページ: 166-177  発行年: 2012年12月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経堤は神経板と隣接する非神経性外胚葉との境界に生じる。従って神経性,非神経性の両外胚葉が神経堤に寄与すると示唆されている。複数の研究で神経化組織や神経板境界での神経堤誘導を制御する分子機構について検討されている。本研究ではモデル系としてニワトリを用い,非神経性外胚葉が神経堤を形成する分子機構を取り扱い,FGFへの応答により非神経性外胚葉が複数の初期神経堤マーカー (Pax7,Msx1,Dlx5,Sox9,FoxD3,Snail2,及びSox10)を異所性発現できることを報告する。重要なことに,FGFシグナル伝達へのこの応答は異所的に中胚葉組織を誘導することなく生じる。さらに,非神経性外胚葉は将来的神経マーカーSox3を発現することでFGFに応答するが,決定的神経マーカーや前側神経マーカー(Sox2とOtx2)は発現しない。こうした結果は,非神経性外胚葉が決定的な神経形質を獲得することなく,中胚葉の非存在下で神経堤プログラムを起動できることを示唆する。最後に,こうした神経堤マーカーのアップレギュレーションに先立ち,非神経性外胚葉がFGFに応答してBMPとWnt両分子をアップレギュレートすることを報告する。これら結果は,有羊膜類で非神経性外胚葉を経由して神経堤が発生する分子現象を理解するための最初の取り組みであり,またFGFシグナル伝達への明確な応答を示している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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