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J-GLOBAL ID：201202237148644125   整理番号：12A1349850

超音波振動付加により作製したAC4CHアルミニウム合金鋳物のミクロ組織と機械的性質

著者 (6件)： 長坂明彦 (長野工高専) ,  中村麻人 (長野工高専) ,  中村麻人 (セイコーエプソン) ,  川尻將洋 (長野工高専) ,  川尻將洋 (セイコーエプソン) ,  中澤啓明 (中澤鋳造所)
資料名： 熱処理  (Journal of the Japan Society for Heat Treatment)
巻： 52  号： 4  ページ： 214-219  発行年： 2012年08月28日 
JST資料番号： G0963A  ISSN： 0288-0490  CODEN： NESHDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属凝固時に超音波振動付加することで,凝固組織の細粒化効果,偏析の減少,介在物の除去などが期待できる。本研究で付加した超音波振動の振動数および振幅は19kHzと12μmである。ホーンはサイアロン製(形状:ストレート,直径:20mm,全長:280mm)であり,溶融状態の供試材,Ai-Si-Mg系合金,AC4CH(Al-7.00Si-0.38Mg-0.01Zn-0.09Fe-0.14Ti(mass%))に挿入し,超音波振動を付加した。その後,試験片にT6処理を施した。CO₂鋳型で作製した試験片において,超音波振動付加により初晶αの粒径が超音波振動なしと比較して小さくなった。また,超音波振動に伴う試験片の引張強さTSおよびビッカース硬さHVは超音波振動なしと比較して増加した。さらに,超音波振動なしと比較して,超音波振動を付加することで,強度-延性バランスTS×TElの改善に貢献した。(著者抄録)

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  ケイ素含有合金 ,  結晶粒微細化 ,  共晶合金 ,  熱処理 ,  機械的性質 ,  偏析 ,  マグネシウム含有合金 ,  *超音波振動 ,  *凝固組織 ,  鋳物 ,  非金属介在物 ,  清浄度 ,  結晶 ,  α相 ,  炭酸ガス法 ,  引張強さ ,  押込硬さ ,  延性 ,  *融解法 ,  共晶 ,  ケイ素 ,  第二相 ,  時効処理
準シソーラス用語： AC4CH ,  Vickers硬さ ,  初晶

分類 (2件)： 鋳造に関する各種技術  (WC01040B) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 超音波振動 ,  作製 ,  AC4CH ,  アルミニウム合金鋳物 ,  ミクロ組織 ,  機械的性質