文献

J-GLOBAL ID：201202237154515787   整理番号：12A0527614

カーボンナノチューブ/プルシアンブルーナノ複合材料による透明膜 調製,特性化,電気化学センサとしての応用

Transparent films from carbon nanotubes/Prussian blue nanocomposites: preparation, characterization, and application as electrochemical sensors

著者 (2件)： NOSSOL Edson (Universidade Federal do Parana(UFPR), PR, BRA) ,  ZARBIN Aldo Jose Gorgatti (Universidade Federal do Parana(UFPR), PR, BRA)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 22  号： 5  ページ： 1824-1833  発行年： 2012年02月07日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では鉄充填CNT(カーボンナノチューブ)透明膜から透明で均一な電気活性PB(プルシアンブルー)/CNT複合薄膜を調製し,薄膜の安定性や過酸化水素センサ利用に加え構造/光学特性を述べ,感度と検出限界面から例外結果も示した。CNTのNMP(N-メチル-2-ピロリドン)分散液からITO(酸化インジウムスズ)電極表面へ鉄や酸化鉄充填多層CNTを調製した。水溶液中フェリシアニドイオンとCNTカプセル化鉄種との不均一反応により,CNT壁にわたるナノチューブとしてPBを電気合成した。結果としてのナノ複合材料は,PBとCNT間の親密な接触を示しPBの安定性とレドックス特性を改善した。サイクリックボルタンメトリー,X線回折,UV-vis/Raman分光法,Raman分光電気化学により,PB電着やPBとCNT間化学的相互作用を確めた。膜で得られたPB量は,初期に電着したCNT量に直接比例した。加えて,これらの電極は過酸化水素アンペロメトリーセンサとして用いられ,非常に低い検出限界(4.60×10^-9mol・L^-1)と非常に高い感度(97.2A・cm^-2・M^-1)を示した。

シソーラス用語： 分光電気化学 ,  *ナノ複合材料 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  *ヘキサシアノ鉄酸塩 ,  *無機顔料 ,  *複合膜 ,  *性質 ,  鉄 ,  酸化鉄 ,  カプセル封じ ,  安定性 ,  *過酸化水素 ,  *電気化学センサ ,  アンペロメトリー ,  電極 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  X線回折 ,  スペクトロスコピー ,  Raman分光法 ,  電着 ,  相互作用 ,  検出限界 ,  高感度
準シソーラス用語： ITO電極 ,  フェリシアニド ,  *プルシアンブルー ,  化学的相互作用 ,  紫外可視分光法 ,  *透明性

分類 (4件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  有機鉄化合物  (CF09056D) ,  薄膜一般  (BK14010X) ,  分析機器  (CC02020S)

物質索引 (1件)： N-メチル-2-ピロリドン

タイトルに関連する用語 (8件)： カーボンナノチューブ ,  プルシアンブルー ,  ナノ複合材料 ,  透明膜 ,  調製 ,  特性化 ,  電気化学センサ ,  応用