水熱法によるPET布地への光触媒性TiO<sub>2</sub>ナノ粒子膜の製造

ZHANG Hui; ZHU Hong; SUN Runjun

文献

J-GLOBAL ID：201202237159544831 整理番号：12A0689884

水熱法によるPET布地への光触媒性TiO₂ナノ粒子膜の製造

Fabrication of photocatalytic TiO₂ nanoparticle film on PET fabric by hydrothermal method

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資料名：
巻： 82 号： 8 ページ： 747-754 発行年： 2012年05月
JST資料番号： E0244A ISSN： 0040-5175 CODEN： TRJOA9 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

二酸化チタン(TiO₂)光触媒を製造する方法はいろいろあるが,その中でも水熱法が簡単で効果的な合成法である。本報において,熱水条件の下で硫酸チタンと尿素を用い,TiO₂ナノ粒子層をPET布地に固定化した。TiO₂固定化PET布地の特性を,走査電子顕微鏡,X線回折,赤外分光法,熱重量分析及び示差走査熱量測定で解析した。PET布地存在の下で,熱水作用によって,純アナターゼナノ結晶TiO₂は沈殿し,繊維表面に析出した。繊維表面の薄膜は,化学反応により繊維表面にグラフト化し,平均寸法3.0nmの球形ナノ粒子で構成された。未処理PET布地の場合と比較し,TiO₂固定化PET布地の分解開始温度,紫外線吸収性,吸水性を調べた。TiO₂固定化PET布地は,メチルオレンジ染料に対する光触媒分解能力を示した。

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繊維改質

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水熱法によるPET布地への光触媒性TiO2ナノ粒子膜の製造

水熱法によるPET布地への光触媒性TiO₂ナノ粒子膜の製造