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J-GLOBAL ID：201202237222308850   整理番号：12A0776758

室温での銅(I)触媒を用いた多価ポリ(アクリル酸エステル)類とポリ(イソブチレン)類のアルキン-アジド”クリック”環状付加における自触媒作用

Autocatalysis in the Room Temperature Copper(I)-Catalyzed Alkyne-Azide “Click” Cycloaddition of Multivalent Poly(acrylate)s and Poly(isobutylene)s

著者 (3件)： DOEHLER Diana (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Halle, DEU) ,  MICHAEL Philipp (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Halle, DEU) ,  BINDER Wolfgang H. (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Halle, DEU)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 45  号： 8  ページ： 3335-3345  発行年： 2012年04月24日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子の自己修復においては迅速で効率的な架橋過程が必要である。それも触媒反応に基づく架橋が望ましい。ニトロキシドが媒介する重合によりポリ(アクリル酸プロパルギル-co-アクリル酸n-ブチル)を合成した。また,リビングカルボカチオン重合によりアルキン部位を含有する三腕星状テレケリックポリイソブチレン及びアジド部位を含有する三腕星状テレケリックポリイソブチレンを合成した。銅触媒を用いて室温でこれらの重合体の架橋反応を行い,その過程をメルト-レオロジー測定及び示差走査熱量測定等により追跡した。その結果,銅触媒によるアジド-アルキン”クリック”環状付加によって生じた1,2,3-トリアゾール環を配位子として含有する銅錯体が新たな触媒となり,架橋反応が時間と共に加速されることが分かった。

シソーラス用語： 共重合体 ,  *ポリアクリル酸エステル ,  *ポリイソブチレン ,  星状重合体 ,  テレケリック重合体 ,  架橋【高分子】 ,  アルキン ,  アジド ,  *環状付加 ,  触媒反応 ,  自触媒作用 ,  銅触媒 ,  銅錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  レオロジー ,  示差走査熱量測定 ,  回復 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  カルボン酸エステル ,  アルケン
準シソーラス用語： 自己修復

分類 (2件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y)

物質索引 (6件)： アクリル酸ブチル ,  イソブチレン ,  N-(4-イソプロピルベンジル)-N-tert-ブチル-O-(α-メチルベンジル)ヒドロキシルアミン ,  1,3,5-トリス(1-メトキシ-1-メチルエチル)ベンゼン ,  フェニル3-(トリメチルシリル)-2-プロピニルエーテル ,  フェニル3-ブロモ-2-プロピニルエーテル

タイトルに関連する用語 (12件)： 室温 ,  銅 ,  触媒 ,  多価 ,  アクリル酸エステル ,  類 ,  イソブチレン ,  アルキン ,  アジド ,  クリック ,  環状付加 ,  自触媒作用