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J-GLOBAL ID:201202237226236195   整理番号:12A1009828

台湾中央部の高山保護流域における河川硝酸塩の汚染と変動: 硝酸塩濃度と窒素および酸素同位体組成からの証拠

Pollution and variation of stream nitrate in a protected high-mountain watershed of Central Taiwan: evidence from nitrate concentration and nitrogen and oxygen isotope compositions
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巻: 184  号:ページ: 4985-4998  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: D0789B  ISSN: 0167-6369  CODEN: EMASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,台湾中央部の高山保護河川Chi-Chia-Wan河川(CCWS)流域で,水中NO3-の濃度と安定窒素同位体組成(δ15N)および酸素同位体組成(δ18O),ならびに土壌および糞尿由来肥料のNO3-濃度およびδ15N値を分析して,河川硝酸塩の汚染と変動を評価した。結果は,著しく高濃度のNO3-水(最大122 mg/L)が幹川にCCWSの主要汚染源として寄与している小渓谷(G1)を示した。高濃度のNO3-渓谷水は糞尿由来肥料と密接に関係して,共にδ15N値が大きかった。また結果は,脱窒素または同化など同位体分画プロセスにより水混合が河川NO3-の濃度と同位体値における変動に主に寄与していることを示した。高濃度NO3-の小渓谷/支川水の混入が幹川の濃度および同位体値を増大して,低濃度NO3-支川水の混入が逆に作用していた。G1による高濃度NO3-水のCCWS幹川への寄与にもかかわらず,幹川の濃度はわずかに上昇するだけで幹川流出と比べて小渓谷水の排出がかなり小さいために法定水質基準よりまだ小さかった。小渓谷または支川水および雨水に加えて,土壌からのNO3-が幹川の重要な一因であった。幹線水への土壌のNO3-寄与は冬季よりも夏季に大きかった。さらに,元耕作地からの土壌中NO3-濃度は耕作地中濃度よりも著しく小さかった。このことは,元耕作地からの幹川へのNO3-寄与が小さく,研究した流域で進行中の土地回復計画がそのうち効果を示すことを意味した。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
河川汚濁  ,  水中の汚染物質の放射化学的分析 

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