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J-GLOBAL ID:201202237243272928   整理番号:12A1368687

福島原子力事故の教訓 未曾有の大地震を乗り越えた女川原発

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資料名:
巻: 32  号: 10  ページ: 17-20  発行年: 2012年09月20日 
JST資料番号: L0936A  ISSN: 0289-2804  CODEN: EREBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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NPOニュークリア・サロン主催の国際シンポジウムの見学会の1つの大きな関心事は,未曾有の東北地方太平洋沖地震,続いた大津波により,福島第一原子力発電所が大きな事故,災害と拡大していく中,震源地に一番いのに事故を凌いだ女川原子力発電所の実態であった。特筆すべきは,津波に対しての敷地レベルを14.8mに設計した先達の先見の明である。文献調査から引き出した津波の高さは3m程度であったが,東北地方特有のリアス式海岸の特性による津波の恐ろしさは,古老達により言い続けられてきており,その畏怖の念が14.8mを決定させたとのことである。工学の世界,特に自然現象に起因する地震や津波の分野では,机上の分析,解析をいくら行っても,これでよしとする絶対的水準はでてこない。プロの解析評価の上に立っての感性によって要求水準というものが編み出されてくる。女川原子力発電所は,有効な措置をとって事故を避けた上に,巨大な災害の前に従業員が1人しかけがをしなかったことは,組織や士気の良さと関係している。さらに,防波堤を13.8mから17mに強化,水素爆発の防止,配管の強化等,福島原子力事故以降,女川原子力発電所は防災の面でいろいろな措置を取った。女川原子力発電所の運転再開をさらに喜びとする。
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分類 (1件):
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原子炉安全一般 
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