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J-GLOBAL ID：201202237287535934   整理番号：12A1384856

TiNi合金の熱サイクル中の残留歪蓄積の特殊性

Peculiarities of residual strain accumulation during thermal cycling of TiNi alloy

著者 (3件)： BELYAEV S. (Saint-Petersburg State Univ., Universitetsky pr. 28, Saint-Petersburg 198504, RUS) ,  RESNINA N. (Saint-Petersburg State Univ., Universitetsky pr. 28, Saint-Petersburg 198504, RUS) ,  SIBIREV A. (Saint-Petersburg State Univ., Universitetsky pr. 28, Saint-Petersburg 198504, RUS)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 542  ページ： 37-42  発行年： 2012年11月25日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 順方向マルテンサイト変態が完了及び未完の温度範囲で50MPaの定応力下でのTiNi合金の熱サイクルにおける歪変動について調べた。順方向マルテンサイト変態が不完全な温度範囲での合金の熱サイクルは,順方向相変態の温度範囲の25%,50%及び75%を実現するように行った。順方向マルテンサイト変態を完了する温度範囲でのTiNi合金の熱サイクルの結果では,「学習効果」(変態塑性値と形状記憶効果歪値の増加)と残留塑性歪の蓄積が観測された。「学習効果」と残留歪の蓄積結果は順方向マルテンサイト変態の完結性に依存していることが示された。熱サイクルにおける順方向マルテンサイト変態の温度範囲の割合が高いほど,TiNi合金の熱サイクルにおける形状記憶効果値の変動が大きく,蓄積された塑性歪も高くなった。これらの現象は,順方向マルテンサイト変態の初期段階ではマルテンサイト緩和過程が弾性的であることによっていた。マルテンサイトの塑性緩和は順方向相変態の最終段階で起きた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *残留歪 ,  熱サイクル ,  マルテンサイト変態 ,  *ニッケル合金 ,  チタン含有合金 ,  効果 ,  形状記憶効果 ,  *塑性歪 ,  蓄積 ,  不可逆過程 ,  電気抵抗率 ,  *変態誘起塑性
準シソーラス用語： 学習効果 ,  不可逆歪蓄積 ,  *歪蓄積

分類 (1件)： その他の金属組織学  (WB01040Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： TiNi合金 ,  熱サイクル ,  残留 ,  歪蓄積 ,  特殊性