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J-GLOBAL ID:201202237334684706   整理番号:12A1234579

固形廃棄物の発熱量に対するリサイクル活動の影響:グレーターバンクーバー地域(メトロバンクーバー)の事例研究

Effect of recycling activities on the heating value of solid waste: case study of the Greater Vancouver Regional District (Metro Vancouver)
著者 (3件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 839-848  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: H0970A  ISSN: 0734-242X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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メトロバンクーバー(MV)の統合化固形廃棄物管理システム(ISWMS)の主な2つの目標は廃棄物のリサイクル率の向上と廃棄物焼却によるエネルギー回収である。本研究では,MVにおける最近のリサイクル活動が都市固形廃棄物(MSW)の真発熱量(NHV)へ負の影響を及ぼすことを示す。最初に1998~2011年のMVの人口,廃棄物発生量,リサイクル量と率,エネルギー回収に利用された廃棄物量,埋立処分量の統計を示した。また同時期における廃棄物転用率とリサイクル率の変化を示した。さらに廃棄物の成分の変化,バーナビーの廃棄物エネルギー施設における可燃性廃棄物に含まれる炭素,水素,酸素,窒素,硫黄の含有量の変化を示した。次に,MSWリサイクル率が2015年で70%と62%になるという2種類のシナリオ(AとB)を前提として,2015年における可燃性廃棄物の量を推定した。シナリオAでは,包装材料のリサイクルが進み,シナリオBでは包装材料のリサイクルに加え,有機廃棄物のリサイクルが進むと仮定した。この結果を利用して,2015年における都市固形廃棄物の真発熱量を推定した。以上の検討結果から,現状におけるメトロバンクーバーにおける都市固形廃棄物の真発熱量は約12000 kJ/kgであるとの結論を得た。計算結果はリサイクル活動の強化により,この地域における都市固形廃棄物の真発熱量が過去数年間で減少傾向にあることを示していた。2015年までにリサイクル率がさらに向上すると,真発熱量に対して負の影響を及ぼすことになる。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ごみ処理  ,  資源回収利用  ,  環境問題  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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