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J-GLOBAL ID:201202237345675059   整理番号:12A0924020

環境中に拡散した放射性物質対策に関する基礎的検討(その3)-GM計数管を用いた土壌中の放射性セシウム分布特性評価-

Monitoring of radionuclides in the environment (part 3) Measurement of radiocesium distribution in soil using GM counter
著者 (4件):
資料名:
号: V11052  ページ: 14P  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: F0293D  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島第一原子力発電所事故により,環境中に大量の放射性核種(放射性セシウム等)が放出され,広域にわたって土壌等に沈着した。今後,合理的に除染を進めていくためには,土壌中の放射性核種を簡便に測定する手法が必要となる。本報告では,GM計数管を用いた,土壌中の放射性セシウムの簡便な推定手法を検討するとともに,本手法を用いて土壌中の放射性セシウムの分布特性(深度分布特性及び粒度依存特性)を評価することを目的とした。放射性セシウム(Bq/kg)への換算係数は,0.89Bq/cpmと算出され,計数率から土壌中の放射性セシウム濃度を簡便に推定できることがわかった。土地利用状況の異なる土壌を1cm毎に深度5cmまで採取し,計数率を測定した。下層への移行の程度は土壌の性状により異なり,土壌の間隙率等が要因であると考えられた。本報告により,適正な試料量にて測定を行うことにより,簡便に放射性セシウムの沈着分布特性を評価可能であることが示された。
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分類 (1件):
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環境の汚染及び防止 
引用文献 (7件):
  • [1]文部科学省:「文部科学省及び米国エネルギー省航空機による航空機モニタリング (平成23年5月6日)」
  • [2]文部科学省:「文部科学省による放射線量等分布マツプ(放射性セシウムの土壌濃度マップ)の作成について (平成23年8月30日)」 http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/0002/11555_0830.pdf
  • [3]環境省:「除染関係ガイドライン(平成23年12月第1版)
  • [4亅文部科学省:放射能測定法シリーズ7 ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー(平成4年改訂)
  • [5]日本放射線技術学会:放射線技術学シリーズ「放射線計測学」第1版第7刷発行
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