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J-GLOBAL ID:201202237437659599   整理番号:12A0169860

機能性添加剤としての微粒子炭酸カルシウム

Ultra Fine Particle Calcium Carbonate for Functional Additive
著者 (2件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 28-32  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: G0157A  ISSN: 0029-022X  CODEN: NGOKAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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微粒子炭酸カルシウム(UFPCC)は市販表面処理合成炭酸カルシウムの中で最も微細な一次粒子径(約20nm)をもち,かつシランカップリング剤により表面処理した合成炭酸カルシウムである。溶液重合SBR(S-SBR)/天然ゴム(NR)ブレンドに湿式シリカを50phr添加した配合(A),これにUFPCCを3phr追加添加した配合(B)の各々の加圧ニーダー混練により2種の配合物試料を調製した。各試料の混練チャート(電流値対混練時間)の比較からUFPCC追加添加により混練時間が大幅に短縮できることが分かった。各試料に更に硫黄及び加硫促進剤をロール混合した試料中のシリカの分散状態をTEMにより調べた。UFPCC追加添加により湿式シリカの分散が改良されたことが分かった。その機構を試料の粘着性及び未加硫ゴムの伸びから説明した。すなわち,UFPCCとゴムとの濡れ,そのゴム相とシリカの一体化,ゴム中でのシリカ及びその他の薬品の伸張分散という3段階のシリカ分散機構を提示した。またNR/ブタジエンゴム配合に用いられるタッキファイヤの半量をUFPCC(粒径20nm)で置換してもタッキネスは維持できること,更にタッキファイヤの半量又は全量をUFPCC(粒径20nm)で置換すると耐摩耗性が大幅に向上することなどを証明した。
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分類 (3件):
分類
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ゴム  ,  粉砕,混合,造粒,乾燥  ,  充填剤,補強材 
引用文献 (2件):
  • Shiraishi Kogyo Kaisha Ltd. Polyfile. 2009, 6, 45-49
  • TSUTSUI, S. Nippon Gomu Kyokaishi. 2005, 78, 218-223
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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