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J-GLOBAL ID:201202237473392574   整理番号:12A1384545

生殖質移植による始原生殖細胞の異所的形成:Xenopusにおける生殖細胞決定因子に対する直接的証拠

Ectopic formation of primordial germ cells by transplantation of the germ plasm: Direct evidence for germ cell determinant in Xenopus
著者 (4件):
資料名:
巻: 371  号:ページ: 86-93  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多くの動物では生殖細胞系は生殖質(GP)と呼ばれる別個の細胞質構造により特異化する。GPはXenopusなどの無尾両生類の始原生殖細胞(PGC)形成に必須である。しかし,脊椎動物においてGPが生殖細胞の直接的な決定因子であるかどうかは不明である。本研究において著者等はXenopusにおいてGPが生殖細胞形成に自律的に作用することを証明した。植物極由来のEGFP標識GPをレシピエント胚の動物半球に移植した。異所的位置への移植GP(T-GT)含有細胞は,GPの細胞内分布が内在性の正常PGCと同様の特徴を示し,生殖質特異的分子が存在していた。しかし,異所的組織中のT-GT含有細胞は生殖隆起に移動しなかった。原腸胚または尾芽胚由来のT-GT含有細胞を野生型宿主の内胚葉に移植した。そこから移植細胞は発生中の生殖腺に移動した。異所的T-GT含有細胞から機能的生殖細胞を生ずるかどうかを明らかにするために,レシピエントを野生型XenopusからDsRed2発現するトランスジェニックXenopusに変えて機能的生殖細胞を同定した。DsRed2で遺伝的に標識したT-GT含有細胞を野生型宿主に移植した後,著者等は成熟宿主においてキメラ生殖腺を認めた。更にT-GT含有細胞由来の精子と卵は稔性だった。従って,著者等はXenopus生殖質は生殖細胞決定に十分であることを証明した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  生殖器官 
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