文献
J-GLOBAL ID:201202237539716996   整理番号:12A1117704

甲状腺ホルモンは心臓組織の可溶性画分における5’-ヌクレオチダーゼ調整に関与している

Thyroid hormones are involved in 5′-nucleotidase modulation in soluble fraction of cardiac tissue
著者 (5件):
資料名:
巻: 91  号: 3-4  ページ: 137-142  発行年: 2012年08月21日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
心臓の可溶性画分(SF)の5’-ヌクレオチダーゼ活性および発現におけるTH(甲状腺ホルモン)の役割を調査した。ウイスター系雄性ラットに,T4(10,25または50μgのT4/100g体重)を毎日14日間注入し,甲状腺機能低下症状態を発現した。甲状腺機能低下症を模倣するために,甲状腺摘出を他の動物で行い,手術14日後,それらはTH補充療法に委ねた。T4はSFで,5’-ヌクレオチダーゼ活性を低下した。逆に,甲状腺機能低下症では,この分画分における5’-ヌクレオチダーゼ活性を有意に増加し,TH補充療法は後者の結果を逆転した。SFのタンパク質発現の解析は,5’-ヌクレオチダーゼは対照群よりも甲状腺機能低下症でより多く発現したこと,およびこの状態で観察されるPKCのリン酸化状態は甲状腺の状態による5’-ヌクレオチダーゼ調整の潜在的メカニズムに寄与している可能性があることを示した。結論として,これらのデータは,THは5’-ヌクレオチダーゼ活性および発現を調整することでアデノシン産生に影響を及ぼし,そのことが心保護作用とTH欠乏下の心臓機能の維持に寄与している可能性があることを明らかにする。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  甲状腺ホルモン  ,  内分泌系の基礎医学 

前のページに戻る