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J-GLOBAL ID：201202237567684471   整理番号：12A1567853

触媒分離及び回収用非揮発性固体共溶媒相としてのポリエチレン

Polyethylene as a Nonvolatile Solid Cosolvent Phase for Catalyst Separation and Recovery

著者 (5件)： YANG Yanfei (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  PRIYADARSHANI Nilusha (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  KHAMATNUROVA Tatyana (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  SURIBOOT Jakkrit (Texas A&M Univ., Texas, USA) ,  BERGBREITER David E. (Texas A&M Univ., Texas, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 36  ページ： 14714-14717  発行年： 2012年09月12日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 揮発性アルカン溶媒を代替できる低分子量ポリエチレン(PE)ワックス(Polywax)について検討した。対象として,染料2種類,触媒3種類を取り上げた。非極性ポリイソブチレン(PIB)結合アゾ染料(1)の場合,(1)/THF/DMFの混合物にPolywax400を添加した。80°Cに加熱後,10-20vol%の水を添加した。冷却後,(1)はPolywax相に移行しており分離できた。触媒の場合,ポリエチレン結合Pd(0)触媒(8)によるアリルアセテートの置換反応をTHF/Polywaxの系で85°Cで行った。反応後少量の水を添加して冷却,生成物はTHF相に移行し,触媒はPolywax相に移行した。Polywax含有Pd(0)触媒を,4回首尾よくリサイクルでき,シンナミルアセテートのシンナミルアミンへの完全転化が出来た(平均分離収率83%/サイクル)。低分子量ポリエチレンオリゴマが,ヘプタンの非揮発性・回収可能代替品として有用であることが分かった。

シソーラス用語： 摂動 ,  触媒 ,  *低分子量 ,  *ポリエチレン ,  *材料 ,  *アルカン ,  有用物質回収 ,  触媒再生 ,  アゾ染料 ,  *溶媒 ,  パラジウム触媒 ,  担持触媒 ,  ワックス ,  分離 ,  回収
準シソーラス用語： *共溶媒 ,  触媒回収 ,  *代替材料 ,  分離回収

分類 (1件)： 高分子担体・触媒反応  (CG03030W)

物質索引 (3件)： シンナミルアミン ,  酢酸シンナミル ,  ヘプタン

タイトルに関連する用語 (5件)： 触媒 ,  非揮発性 ,  固体 ,  共溶媒 ,  ポリエチレン