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J-GLOBAL ID:201202237575302871   整理番号:12A0724472

ブドウ搾汁粕から得た縮合型タンニン:FTIRおよびMALDI TOFによる特性解析および環境に優しい木材接着剤の生産

Condensed tannins from grape pomace: Characterization by FTIR and MALDI TOF and production of environment friendly wood adhesive
著者 (5件):
資料名:
巻: 40  ページ: 13-20  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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縮合型タンニンを,ブドウ搾汁液から水溶媒を用いて,触媒として3つの異なる塩基(NaOH,Na2CO3もしくはNaHCO3)の存在下で抽出した。そして,FTIRおよびMALDI-TOF分光分析によって特性を調べた。その結果,タンニン抽出物は最大6反復のフラボノイドユニットのオリゴマーを含み,その主要フラボノイドはプロシアニジンであり,プロデルフィニジンユニットは少ないことが示された。抽出されたブドウ搾汁粕タンニンの構造に大きな違いは認められなかったが,ピラン環の開環度だけは使用した触媒によって異なった。2つの異なる製剤(非強化タンニン接着剤および20%の重合4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート(pMDI)の添加によって強化されたタンニン接着剤)を用いて,単層のパーティクルボードをプレスした。その結果,同一の原材料から得た抽出物の接着剤の特性に抽出過程が大きく影響を与えることがわかった。特に,Na2CO3を触媒として用いて抽出されたタンニンからpMDI無しで調製されたパーティクルボードは,インテリアグレードパネルの国際標準仕様を満たすに十分な高い内部接着強度(IB=0.45MPa)を示した。これらのパネルのホルムアルデヒド放出量は極めて低く,欧州規格(≦6.5mg/100g panel)よりも大きく下回った。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
各種接着剤  ,  改良木材  ,  動植物,微生物のその他の産生物質  ,  農業廃棄物の利用 

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