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J-GLOBAL ID:201202237655165883   整理番号:12A0598025

獣医療の現場から 第10部 日々の診療から見えること 2)難産-牛がおかしいと思ったときには

著者 (1件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 48  発行年: 2012年04月01日 
JST資料番号: L0973A  ISSN: 0416-6272  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ウシのお産における注意点について述べた。通常の分娩であれば母牛に任せる自然分娩が一番である。しかし農家が自分の都合で無理に早く助産した場合には,難産を誘発し,母牛に無理がかかることで,産道損傷,胎盤停滞,産褥熱,神経麻痺などが起こる危険性が高くなる。また,お産の時間がかかりすぎることや,通常と異なる場合,膣内に手を入れて産道の状態や破水の状況,子牛の状態を調べる必要がある。正常ならばそこで助産を行い,異常な場合は獣医師に往診を依頼すべきである。産道や破水が正常で,陣痛も良好であっても,子牛の肢や頸が曲がったり,体が斜めで出にくい場合,無理に引っ張らず,奥へ戻すと治る場合もある。獣医師が難産の処置を行う場合に,手伝うことで,自分で治せる難産を増やすこともできる。北海道の有る診療所における2008年度子牛の出生数は7299頭で,死産が594頭(8.14%),90日以内の死亡・廃用頭数が303頭(4.15%)であった。897頭(12.29%)も消失する子牛を減らすためには,適切な分娩管理と助産を行うことが重要であった。
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  繁殖管理 
タイトルに関連する用語 (5件):
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