抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成24年産の各地の春子の発生状況についてまとめた。石川県は平年に比べ平均気温が低く,1月の積雪も多く,例年見られる芽切りはまったくなかった。温かいほだ場でも芽切りの始まりは4月に入り,奥山では10日前後となった。早く芽切ったところも成長が進まず,天われの状態でとどまっている。気温が上がれば小葉系が増える可能性がある。全体的に最盛期は4月16日の週と予想しているが,器官が長引く可能性もある。岩手県では,昨年の夏は全般的に温度が高く,ほだ化は順調であった。本冬は1月から寒さが厳しく,ハウス栽培でもほとんど生育が進まず,収穫期は3月以降になった。芽切り促進のための散水も夜間凍結による配管の破列が心配された。今年は例年になく芽切りが遅く,2年~古木ほだ木まで一斉に芽切りが始まり,収穫期が集中する心配がある。