文献

J-GLOBAL ID：201202237699666944   整理番号：12A1195255

付着液滴と捕捉気泡法を利用した接触角によるRO膜の親水性測定:比較研究

Measuring hydrophilicity of RO membranes by contact angles via sessile drop and captive bubble method: A comparative study

著者 (5件)： BAEK Youngbin (World Class Univ. (WCU) Program of Chemical Convergence for Energy & Environment (C₂E₂) ...) ,  KANG Junil (World Class Univ. (WCU) Program of Chemical Convergence for Energy & Environment (C₂E₂) ...) ,  THEATO Patrick (World Class Univ. (WCU) Program of Chemical Convergence for Energy & Environment (C₂E₂) ...) ,  THEATO Patrick (Inst. for Technical and Macromolecular Chemistry, Univ. of Hamburg, Bundesstrasse 45, D-20146 Hamburg, DEU) ,  YOON Jeyong (World Class Univ. (WCU) Program of Chemical Convergence for Energy & Environment (C₂E₂) ...)
資料名： Desalination  (Desalination)
巻： 303  ページ： 23-28  発行年： 2012年10月01日 
JST資料番号： B0934A  ISSN： 0011-9164  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 膜性能又はファウリングポテンシャルの予測を目的として,RO膜表面の親水性測定のために接触角測定を行った。膜技術に関する大多数の研究者は,測定時間,液的体積及び膜サンプルの調製のような接触角測定に効果を及ぼす要因を考慮することなく接触角を利用利用している。事実,同じRO膜でも有意に異なる接触角が報告されている。本研究では付着液滴法及び捕捉気泡法により接触角を測定し,市販のRO膜について測定時間,液的体積,膜サンプルの調製及び液のタイプのような種々の条件において比較を行った。その結果,付着液滴法は信頼性の低い接触角を示し,それは調製条件により劇的に異なった。それに対し,実際のRO膜プロセスににより近い条件を持つ捕捉気泡法は再現性の高い接触角を示した。異なる市販RO膜については,類似の親水性が観察された。まとめると,捕捉気泡法がRO膜の接触角測定により適した方法であると考えられる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 逆浸透 ,  *半透膜 ,  汚損 ,  *親水性 ,  計測 ,  *接触角 ,  液滴 ,  気泡 ,  *逆浸透膜
準シソーラス用語： ファウリング

分類 (1件)： 膜分離  (XD02120Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 液滴 ,  捕捉 ,  気泡 ,  接触角 ,  RO膜 ,  親水性 ,  研究