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J-GLOBAL ID：201202237725070583   整理番号：12A0603822

中国の肥料使用効率の変化

Changes in the efficiency of fertiliser use in China

著者 (1件)： JIN Jiyun (Chinese Acad. of Agricultural Sci., Beijing, CHN)
資料名： Journal of the Science of Food and Agriculture  (Journal of the Science of Food and Agriculture)
巻： 92  号： 5  ページ： 1006-1009  発行年： 2012年03月30日 
JST資料番号： C0351A  ISSN： 0022-5142  CODEN： JSFAAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国の最近の歴史における3つの全国的肥料効率研究の結果をまとめた。中国は土壌肥沃のための有機リサイクルの歴史が長く,1935-1940年の研究では,窒素(N)が最初の作物収量を決定する栄養素となった。つづく全国的研究により,N施肥により次第にリン(P)およびカリウム(K)の欠乏が顕著になってきた。2002-2006年の合同圃場実験から,米,小麦,トウモロコシ,ジャガイモについてN,P,K施肥の作物収量を計算した。他国のデータと比較してN施肥の作物収量は有意に低くかった。1958年から,N施肥量の増加による穀類生産量は増加したが,N施肥の農学的効率の向上はなかった。穀類の栄養素回収率は,Nの24.8~30.5%に対して,Pが10~15.9%,Kが25.4~31.9であった。最近の土壌/作物系のPとKの全体的な循環を理解するためには,さらなる研究が必要である。

シソーラス用語： *肥料 ,  *施肥 ,  肥効 ,  作物収量 ,  農産食品 ,  農業 ,  中華人民共和国 ,  窒素 ,  窒素肥料 ,  カリ肥料 ,  リン酸肥料 ,  植物栄養 ,  リン ,  カリウム
準シソーラス用語： 施肥効率

分類 (2件)： 肥料一般  (FB05010C) ,  植物栄養  (EH02060B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 中国 ,  肥料 ,  使用効率