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J-GLOBAL ID：201202237757799020   整理番号：12A0540102

精子発生における雄のミトコンドリアDNA伝達に対する障害

Barriers to Male Transmission of Mitochondrial DNA in Sperm Development

著者 (2件)： DELUCA Steven Z. (Dep. of Biochemistry, UCSF, San Francisco, CA 94110, USA) ,  O’FARRELL Patrick H. (Dep. of Biochemistry, UCSF, San Francisco, CA 94110, USA)
資料名： Developmental Cell  (Developmental Cell)
巻： 22  号： 3  ページ： 660-668  発行年： 2012年03月13日 
JST資料番号： W1692A  ISSN： 1534-5807  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 真核生物の系統発生を通して,子は通常両親の片方のみ,動物では母親のミトコンドリアゲノムを受継ぐ。接合体から父親由来のミトコンドリアを排除する機構は探求されているが,父親のミトコンドリアDNA伝達が制限される発生段階は多くの動物では知られていない。ここでは,DNAが欠損している成熟Drosophila精子のミトコンドリアを示し,精子発生期にミトコンドリアDNAを除去する2つの過程を明らかにする。ミトコンドリアDNA核様体の可視化によって,それらはミトコンドリアヌクレアーゼであるエンドヌクレアーゼGを必要とする過程において発生中の精子細胞から突然消失することが明らかになった。エンドヌクレアーゼG変異株において,現存する核様体は精子細胞の尾部を整えて形作る細胞再構築過程によって精子細胞から一掃される。この研究の結果,ミトコンドリアDNAが精子細胞形成期に排除され,それによって次世代にミトコンドリアゲノムを伝達する精子の機能が除去されることを明らかにする。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 精子形成 ,  *DNA【核酸】 ,  配偶子 ,  ショウジョウバエ ,  核様体 ,  *精子 ,  ゲノム ,  雄性 ,  分子遺伝現象 ,  エンドヌクレアーゼ
準シソーラス用語： Drosophila melanogaster ,  エンドヌクレアーゼG ,  *ミトコンドリアDNA ,  ミトコンドリアゲノム ,  遺伝子伝達 ,  *精子細胞 ,  雄性配偶子

分類 (2件)： 生殖器官  (EJ15020P) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 精子発生 ,  雄 ,  ミトコンドリアDNA ,  障害