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J-GLOBAL ID：201202237775513761   整理番号：12A0928529

現場で活かす酪農技術 粗飼料分析 ここ10年の北海道内粗飼料の傾向

著者 (1件)： 篠田英史 (雪印種苗)
資料名： Dairy Japan  (Dairy Japan)
巻： 57  号： 9  ページ： 28-31  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： L0332A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在(平成23年)の北海道内イネ科主体1番草粗飼料は,10年前に比べ,粗蛋白質,粗脂肪及び無機成分が低く,繊維が高くなっている。10年間の年次変動を見ると,カリウム含量が平成21年度から急激に低下し,マグネシウムも平成17年度以降低下傾向で,特に平成20年から極端に低下している。また,繊維のうち,低消化性繊維やリグニンが増加し,消化性が劣ってきている。粗飼料のサイレージ評価で良質とされるpH4.2未満の割合は,平成14年度以降低下し,不良発酵時に増加するVBN/T-N(%)が高くなってきている。成分,品質の変動の要因として,家畜排せつ物法施行,肥料高騰,収穫・調製法の変化などが挙げられ,さらに天候も影響している。

シソーラス用語： 成分 ,  飼料分析 ,  年年変動 ,  カリウム ,  テタニー ,  マグネシウム ,  食物繊維 ,  タンパク質 ,  水素イオン濃度 ,  発酵性 ,  北海道 ,  消化性 ,  *イネ科牧草 ,  牧草 ,  酪農
準シソーラス用語： 一番草 ,  飼料成分 ,  粗蛋白質

分類 (2件)： 粗飼料  (FD07020H) ,  牛  (FD02020Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： 現場 ,  酪農 ,  飼料分析 ,  北海道 ,  粗飼料 ,  傾向