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J-GLOBAL ID:201202237785070116   整理番号:12A0094659

宮城県中部地域においてはせ架け越冬罹病稲わらが本田イネ葉いもちの伝染源になる可能性

著者 (2件):
資料名:
号: 62  ページ: 11-17  発行年: 2011年12月27日 
JST資料番号: F0809A  ISSN: 0368-623X  CODEN: KNBKAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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屋外ではせ架けして越冬させたいもち病罹病稲わらは翌年5月末頃でも分生胞子形成能を保持していた。越冬わらから分離された菌株と稲わら近くで発生した本田葉いもち初発病斑から分離された菌株は,レースおよびゲノム中に存在する転移因子Pot2およびMGR586を対象にしたDNAフィンガープリントのバンドパターンが全部または一部の菌株間で一致したことから,それらは同一個体群のものと考えられた。また,稀少レースである437.1菌が越冬わらと葉いもち初発病斑から分離されたこと,葉いもち初発生時期が宮城県全体の初発生時期であったこと等から,供試水田で発生した葉いもちの多くは越冬わらから伝染したものであり,宮城県中部地域においては屋外にはせ掛けした罹病わらでイネいもち病菌は越冬可能であり,はせ架けした稲わらは葉いもち伝染源になり得るものと考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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稲作  ,  菌類による植物病害 
引用文献 (9件):
  • 1) 鋳方末彦・吉田政治(1938)苗代様式に因る稲熱病第1次伝染の軽重と籾消毒の意義, 病中雑 25:46-53, 119-125.
  • 2) 小林次郎(1984)発生初期における葉いもちの疫学的研究, 秋田農試研報 26:1-84.
  • 3) 越水幸男(1988)アメダス資料による葉いもち発生予察法, 東北農試研報 78:67-121.
  • 4) 栗林数衛(1928)稲熱病菌の越年及び第一次発病の原因と其防除に関する研究, 日植病報 21:99-117.
  • 5) 三浦春夫・東海林久雄・木村和夫(1975)わら施用田におけるいもち病, 紋枯病の初期発生について(第2報), 北日本病虫研報 26:36.
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