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J-GLOBAL ID：201202237793381600   整理番号：12A0876096

タウリンはin vitroでのラット骨髄由来多能性間質細胞の複製老化を延期させる

Taurine postponed the replicative senescence of rat bone marrow-derived multipotent stromal cells in vitro

著者 (5件)： JI Huijiao (ZheJiang Univ., Coll. of Life Sci., ZiJinGang Campus, Room 325, 310058, Hangzhou, CHN) ,  ZHAO Guiyun (ZheJiang Univ., Coll. of Life Sci., ZiJinGang Campus, Room 325, 310058, Hangzhou, CHN) ,  LUO Jingfeng (ZheJiang Univ., Coll. of Life Sci., ZiJinGang Campus, Room 325, 310058, Hangzhou, CHN) ,  ZHAO Xiaoli (ZheJiang Univ., Coll. of Life Sci., ZiJinGang Campus, Room 325, 310058, Hangzhou, CHN) ,  ZHANG Ming (ZheJiang Univ., Coll. of Life Sci., ZiJinGang Campus, Room 325, 310058, Hangzhou, CHN)
資料名： Molecular and Cellular Biochemistry  (Molecular and Cellular Biochemistry)
巻： 366  号： 1-2  ページ： 259-267  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： C0452B  ISSN： 0300-8177  CODEN： MCBIB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの哺乳類組織の加齢は,体細胞幹細胞の複製低下と関連する。この低下を延期することは,抗加齢の直接の方法である。骨髄由来多能性間質細胞(BMSCs)は,その多他系列潜在性故にその治療利用のリスト増加に有望である。BMSCsの臨床応用には細胞のex vivo拡大により克服できる豊富な細胞が必要であるが,しばしば複製老化の問題に直面する。ここで,タウリンがコロニー形成単位-線維芽細胞形成および細胞増殖を促進し,細胞集団倍加時間を短縮し,老化関連β-ガラクトシダーゼ活性を著しく阻害し,分化能消失を遅延し,一方で最大継代数および全培養時間に対し有意の影響を示さず,細胞表面CD分子発現にやや影響するのみであることを示した。タウリンは極めて安全な抗酸化剤であり,食物添加および臨床治療に良く用いられる栄養剤である。このことはタウリンが実験的,臨床的細胞治療におけるBMSCsのex vivo拡張のための有望な抗複製老化添加剤であることを示唆する。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 幹細胞 ,  間葉系幹細胞 ,  骨髄細胞 ,  *細胞老化 ,  β-ガラクトシダーゼ ,  *薬理作用 ,  酸化防止剤 ,  細胞増殖 ,  食品添加物 ,  継代培養 ,  脂肪族アミン ,  スルホン酸 ,  第一アミン ,  多能性幹細胞
準シソーラス用語： コロニー形成 ,  抗酸化剤 ,  *抗老化作用 ,  骨髄由来間葉系幹細胞 ,  倍加時間

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  食品添加剤  (FJ10020H) ,  老化と死  (EJ16040S)

物質索引 (1件)： タウリン

タイトルに関連する用語 (6件)： タウリン ,  ラット ,  骨髄 ,  多能性 ,  間質細胞 ,  複製老化