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J-GLOBAL ID：201202237794386541   整理番号：12A0543298

マイクロスケール燃焼熱量計により測定した織布の熱放出特性:実験的再現性

Textile heat release properties measured by microscale combustion calorimetry: Experimental repeatability

著者 (2件)： YANG Charles Q. (Univ. Georgia, GA, USA) ,  HE Qingliang (Univ. Georgia, GA, USA)
資料名： Fire and Materials  (Fire and Materials)
巻： 36  号： 2  ページ： 127-137  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： A0928A  ISSN： 0308-0501  CODEN： FMATDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 標題のマイクロスケール燃焼熱量計(MCC)を使用して各種織布の熱放出特性を測定し,MCC測定の再現性を評価した。織布として,ポリプロピレン,木綿,ポリエステル,ケブラー,アクリル,ナイロン,絹及び有機リン酸系難燃剤で処理した木綿を使用した。MCC測定としてASTMD-7309-2007のA法に基づき行い,試料は約5mg,窒素気流中で550°Cまで加熱して熱分解する方法を採った。この測定では,最も重要な熱放出パラメータである最大熱放出速度(PHRR)及び熱放出容量(HRC)につき評価した。これらの織布のPHRR及びHRCにつき測定値の変動係数(CV)を検討し,3%付近であった。また,このCVは,これらの測定値そのもの及び標準偏差の両方の影響を受けることがわかった。更に,大気環境条件(窒素/酸素:80/20%の条件)でMCC測定を行うと測定値の再現性には影響しないことを確認した。MCC測定値に影響を及ぼす要素につき検討した結果,長期間使用していた酸素分析器の交替を検討することにした。

シソーラス用語： *織物 ,  *燃焼特性 ,  *熱量計 ,  燃焼試験 ,  綿 ,  Kevlar繊維 ,  アクリル繊維 ,  ポリプロピレン繊維 ,  ポリエステル繊維 ,  ナイロン繊維 ,  絹 ,  難燃剤 ,  最大値 ,  熱容量 ,  *測定データ ,  変動係数 ,  *再現性

分類 (2件)： 火災  (RA02020B) ,  材料学  (YM02040O)

タイトルに関連する用語 (7件)： マイクロスケール ,  燃焼 ,  熱量計 ,  織布 ,  熱放出 ,  実験 ,  再現性