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J-GLOBAL ID：201202237827599970   整理番号：12A1642236

将来航空交通システムの実現に向けた研究開発 第7回 航空通信の現状と課題

著者 (1件)： 住谷泰人 (電子航法研)
資料名： 日本航空宇宙学会誌
巻： 60  号： 11  ページ： 402-407  発行年： 2012年11月05日 
JST資料番号： F0230A  ISSN： 0021-4663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 航空交通システムの運用改善の一つとして軌道ベース運用(Trajectory Base Operation:TBO)の概念にもとづくシステムが検討されている。このシステムでは飛行位置と時間を綿密に管理,調整し円滑な交通流を構築する。本報告では,TBO概念に基づく,航空機上のパイロットと地上の航空管制官が互いの意思疎通を図り,情報を共有する,航空用移動通信システムについて現状と課題について述べた。特に米国で展開中の航空用データ通信システム策定計画(Data Comm),日本の航空システムの変革に向けた協調的行動(Collaborative Actions for Rennovation of Air Traffic Systems:CARATS)における航空通信システムの動向,将来の航空通信システムを中心とした国際民間航空機関や欧米の航空用標準規格策定組織の状況を紹介した。

シソーラス用語： 航空輸送 ,  *航空交通管制 ,  *航空移動通信 ,  管制官 ,  パイロット ,  データ通信 ,  規格 ,  解析 ,  分析 ,  *民間航空
準シソーラス用語： 現状分析 ,  航空管制官 ,  標準規格

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  航空交通管制・航法施設  (TE01030T)

引用文献 (17件)：

• 瀬之口敦. 軌道ベース運用(TBO). 日本航空宇宙学会誌. 2008, 60, 176
• 今村純. 将来の航空交通システムに関する長期ビジョンについて. 日本航海学会誌. 2012, 180, 12-18
• 国土交通省航空局. 第2回「将来の航空交通システムに関する推進協議会」資料. http://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr13_000024.html
• 住谷泰人. 日本における航空衛星通信トラフィックの現状. 平成24年度 (第12回) 電子航法研究所発表会講演概要. 2012
• MENDEZ, R. Trajectory Based Operations (TBO) Solution Set. ICNS 2009. 2009

タイトルに関連する用語 (4件)： 研究 ,  開発 ,  航空通信 ,  現状