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J-GLOBAL ID:201202237917746327   整理番号:12A1598755

ナノ粒子分野の新しい動き カーボンナノチューブ分散専用湿式ジェットミル装置の開発

著者 (1件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 1121-1124  発行年: 2012年11月01日 
JST資料番号: Y0903B  ISSN: 1883-3292  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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湿式ジェットミル装置は,本来セラミックなどの硬い粒塊を含むスラリー状の試料を,超硬度の材質でできた細い流路をジェット流として通過させることにより粉砕し,微粒子化させる装置である。本研究開発は,この原理をCNTの分散に応用し,CNTの強固なバンドルをほぐして一本一本のCNT繊維を均一に分散した溶液を提供するためのものである。本研究開発において湿式ジェットミル装置の試料投入部に改良を加えて,生成されたCNTを前処理なしに直接処理できるようにした。また,分散の心臓部である分散ユニットを改良し,CNTの巨大凝集塊を傷付けずに,連続的に処理できる方法を開発した。さらに,高能力の高圧ポンプを使用することにより,将来を見据えた大量処理の展望も可能となった。本研究開発の試作機によって製造されるCNT分散液は二次電池電極材料,燃料電池電極材料,透明電極,導電性樹脂,帯電防止塗料などへの応用が期待できる。特に二次電池や燃料電池に関しては来る電気自動車の実用化にあたり重要な要素となる。また,透明電極においては資源の枯渇が危倶される(ITO)酸化インジウムスズの代替えとして期待されている。このように高機能材料としてその応用が期待させるCNTだが,分散しづらいという課題を解決するために,大量にかつ効率よく分散させる装躍を開発したので紹介した。カーボンナノチューブについて,CNT専用湿式ジェットミル装置の概要,開発結果などについて解説した。
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分類 (2件):
分類
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固体の処理装置一般  ,  炭素とその化合物 
引用文献 (1件):
  • 1)フリー百科事典 ウィキペディア日本語版 2012年10月22日(月)02:41UTC URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%8E%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96
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