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J-GLOBAL ID:201202237919963716   整理番号:12A0394935

高規格電気・電子廃棄物からの金属回収 ライフサイクルアセスメント

Metal recovery from high-grade WEEE: A life cycle assessment
著者 (3件):
資料名:
巻: 207-208  ページ: 8-14  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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文献の有効データを基に,高規格電気・電子廃棄物(WEEE)からのAl,Cu,Au,Fe,Ni,Pd及びAgの回収を,LCAを考慮してモデル化した。WEEEの前処理工程は手動分別,破砕,磁気分別,渦電流分別,空気分級及び光学的分別などからなる。モデル化した冶金的処理施設はKaldo工程,コンバータアイル,陽極精製工程,貴金属精製工程などからなる。冶金学的処理は,鉱石の採鉱,精製による同量の金属生産の環境負荷を想定すると,冶金学的処理は著しい環境保全効果を示した。WEEEのトン当り資源回収量はPdの2gからFeの386kgの範囲にあった。一人当たりのPd,Au,Ag,Ni及びCuの回収量の面から定量評価すると,これがWEEEからの金属回収の環境便益の主要部分となっていた。これらの便益は,本研究のこのモデルでは,鉱石の採掘,精製に由来する全負荷(これらの負荷はWEEEから金属が回収された場合,回避される)を包含する十分なデータを入手できなかったので,過小評価されている可能性が強い。WEEEの前処理関連諸工程は冶金学的処理の場合に比して環境影響が少ない事が分かったが,前処理段階で回収できたAg,Au及びPdは唯の12-26%に過ぎず,この事はWEEE前処理工程でのPd,Au及びAgの如き貴金属の著しい損失の回避が環境的に重要である事を示唆している。本研究の結果は,WEEEからの金属回収が一括的な金属回収率として評価されるべきではなく,回収された個々の金属について定量評価されるべきと言う定量的手法を裏付けている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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資源回収利用  ,  重金属とその化合物一般  ,  生産に関する一般問題 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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