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J-GLOBAL ID：201202237942289569   整理番号：12A0761778

サイドスキャンソナーを用いた水中ガレキや漁場状況の簡易な調査方法

著者 (1件)： 桑原久実 (水産総合研究セ 水産工学研)
資料名： 水産技術  (Journal of Fisheries Technology)
巻： 4  号： 2  ページ： 78-81  発行年： 2012年03月30日 
JST資料番号： L8256A  ISSN： 1883-2253  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う大津波により陸上由来の種々のガレキが海底に残存しており,この処理が今後の復旧の際に大きい課題となる。処理を行う上で水中ガレキの状況を把握することが先ず必要となる。海中や海底の状況を調査するための機器として魚群探知機,サイドスキャンソナー,マルチビームソナー等の音響機器がある。魚群探知機は漁船に普通に装備されているが航行する船の直下しか調査できない。サイドスキャンソナーとマルチビームソナーは一定の幅で海底を調べられるが,何れも価格が高いという難点があった。しかし,近年になって遊漁用に開発されたサイドスキャンソナーは価格が安く,これであれば各地で利用が可能である。ここでは,この装置を使用して水中ガレキを調査する際の手順について解説した。

シソーラス用語： *サイドスキャンソナー ,  *礫 ,  *現地調査 ,  実態調査 ,  *漁場 ,  海底 ,  マニュアル ,  状態分析
準シソーラス用語： *瓦礫 ,  *フィールド調査 ,  実地調査 ,  簡易分析 ,  東日本大震災 ,  津波被害 ,  手引書

分類 (2件)： 漁場・漁況  (FH03020R) ,  漁労装置,漁具  (FH03040N)

引用文献 (1件)：

• 1) 桑原久実・澤田浩一・高尾芳三・鉛進(2011)岩手県山田湾における水中ガレキの実態と簡易な調査方法(特集東日本大震災)。漁港53,15-19.

タイトルに関連する用語 (5件)： サイドスキャンソナー ,  水中 ,  漁場 ,  状況 ,  調査